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古の優雅さそのままに蘇った巨椋大池の蓮
【閲覧数】475
2008年08月11日 13:32
おつるさん
その蓮池との出会いは7月中旬のこと、偶然でした。
伊勢田町名木に出かけ、道を一筋間違えてハンドルを取り直し北進しました。
と、そこで目を疑うばかりに美しく咲き誇る蓮の花に出会ったのでした。伊勢田小学校のやや西方、住宅地に囲まれた場所でした。
手探りでアンテナを動かし、蓮池の持ち主をやっと突き止め、電話で話を伺いました。
伊勢田町毛語の吉田博一さん(71歳)の蓮池は、約2反(600坪)の広さです。
最初からここに蓮池があったわけではありません。周囲一帯は田んぼでした。
吉田さんは久御山町の干拓田で米作をしていますが、20年ほど前にトラクターで田起しの際、蓮の実が割れていくつも発芽しているのを発見、持ち帰ってこの田に植え付けました。60年も前の巨椋大池の蓮が目前に現れた感激を大事に生かしたかったのです。
やがて蓮は田一面に広がっていきました。しかし、周囲は住宅地化が進み、農業用水の水路も塞がっていきます。蓮の存続が危うい。
幸い、巨椋土地改良区の協力でボーリングを施し井戸水を給水できたので、現在の見事な蓮池が維持されています。
蓮といえば、お盆に欠かせないお供えの花です。吉田さんも毎年切花として出荷されるのですが、今年は気温が高く、7月中旬に満開を迎えたので出荷時期を逃がしてしまいました。
蓮の葉だけをお盆前に出荷されるというので、8月9日に再び蓮池を訪ねました。
朝の8時過ぎ、長袖シャツに麦藁帽子、長靴の半分以上を水に漬しての葉の切り取り作業が続きます。葉から20センチ下の辺りで茎を切り取り、更に葉の付け根でカットして大小の葉を5枚ほど重ね丸めて、直ぐに新聞紙で包み、ビニール袋に収納していきます。
出荷先は「京都生花・野菜仲良し市場」です。伏見区大亀谷や竹田の農家と一緒に50軒ほどで共同経営している市場です。吉田さんは野菜もここへ出荷しています。
連日の猛暑で、蓮は既に花が散り実を結んでいました。しかし朝露を宿した蓮の葉も風情があるものです。
7月に見た神々しいばかりの蓮の花。そして8月、仏前にお供えを盛って祭られる汚れのない蓮の葉。
巨椋池の蓮は「曙」「瑞光」「輝」「炎」などの名を持つと聞きますが、もし私がこの蓮に名をつけるとすれば「夢想」と呼ばせていただきます。
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