南山城村 童仙房(どうせんぼう)
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2020年10月07日 07:19
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以前から国道163号線(現在は府道82号線)の南山城村役場付近を通る度に、道路際の看板が気になっていました。
童仙房?どんなところだろうと ネット検索によると、 明治2年から京都府が開拓事業を行い、明治5年に完成・入植が行われ集落が出来たとのことです。 場所は南山城村の北部、標高400~500mの高原地であります。現在の人口は204人(平成27年7月)とのことです。 山の上には南山城横断林道(三国越林道)が通ており、和束、信楽、甲賀、伊賀方面に通じています。 今回初めて訪問しましたが、上記の82号線の看板のあった大河原から登りました。 細く曲がりくねった山道を登ること約10分、集落の中心地?へも15分程で行けます。しかし観光地でもないので目的がないと訪れにくいかも。 浮き雲 (写真)府道82号線の道路際の看板 童仙房の位置 集落の中心地? (参考) http://www.souraku.net/dosenbo/ https://kyoto-mura.jp/village/history-dosenbo/ |
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Re[2]: 南山城村 童仙房(どうせんぼう)
【返信元】 Re: 南山城村 童仙房(どうせんぼう)
2020年10月09日 09:08
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童仙房と隣接して「野殿」という集落があります。
江戸時代に柳生藩の管轄下にあり、薪炭、陶器、製茶、松茸、氷豆腐などの生産地となり、また信楽から大河原を経て、伏見、大阪への中継点として繁栄したとのことです。 現在の人口は78人(平成27年7月)とのことです。 ここには野殿地区の氏神「六所神社」があります。 地域で大事な社なのでしょうね、大切に維持管理されている様でした。 神社の由緒書きでは社殿は1391年(明徳2年)に建立され、1613年(慶長2年)に修理されたとのことです。 ここは文化財環境保全地区となっており、神社の森一帯が「京都の自然200選」に定められていることです。 祭神は、次の6神を祀ることから「六所神社」の名がついたとのことです。 軍功之神 譽田別之尊 自鎮之神 天児屋根之命 天祖之神 天照皇大神 豊耕之神 伊邪那美之命 山之神 白山比呼之尊 猟之神 一言主之尊 (写真)集落の田畑 六所神社の参道(勧請縄が張られている) 六所神社 (参考)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E6%89%80%E7…%E6%9D%91) |
Re: 南山城村 童仙房(どうせんぼう)
【返信元】 南山城村 童仙房(どうせんぼう)
2020年10月07日 07:21
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(写真)童仙房開拓百年記念碑(1969年建立)
生涯学習センター(旧 野殿童仙房小学校) 大神宮社参道から見える茶畑 |
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