福島県会津若松市で13日、一本の串で世界一長いやきとりを焼くイベントがあり、20.85メートルで新記録達成!
山口県長門市が持つこれまでの記録を破ったことで、戊辰戦争のリベンジを果す。
私はその審判長として参加してきました。
昨年10月に長門市が地元生産鶏の「長州どり」で世界記録を樹立。
会津養鶏協会は「長州と名のつくものが世界一であることは黙って見過せない」として宣戦布告。
戊辰戦争から140年目にあたる今年、刀や矢を串に代えて、「やきとり戊辰戦争」として長州に挑んだ。
会津では長州に対する悔しい気持ちは今も深く、「長州人とは絶対に会うなが家訓」とい人もいた。
でも当日は、現地に長門市長も招待され、敗者の弁を述べ、
「記録やぶってほしいと心から願っていました。長門が記録を持っていたことで、ここに来れて感謝しています。やきとりを縁に文化交流を始めたい」
マスコミをシャットアウトした懇親会では、会津若松市長と長門市長が仲良く同席。ここでその写真は掲載できないのが残念ですが「歴史的な和解」でした。
でも記録とははかないもの。20日には和歌山県日高川町が21メートルを達成し世界記録を更新。
会津は「7日天下」かな。