今日は94歳でなくなった祖母の13回忌を、家族だけで執り行いました。 祖母は父を頭に4人の子供を授かりながら、30歳のときに同い年の連れ合い(私の祖父)をなくし、10歳の父達と死に物狂いで田んぼを耕していたそうです。 そんな祖母に私は可愛がってもらい、私の子供達も同じように可愛がってもらいました。 忘れられないのは、私の子供が育つにつれ子守が手に負えなくなると祖母が 「ねら(私達夫婦のこと)、(子供が)寝ている内は俺が子守をするすけ、もう一人作ってくれ」 と、子作りをせがまれましたっけ・・・。写真右が94歳で亡くなった祖母、左が81歳でなくなった母。 中央に我家の過去帳が置かれています。 供え膳 私達がお経を聞いている間に、次女はカミさんと一緒にお昼の準備をしてくれました。 正式名称は「供え善」でいいのか?膳の向きはこれでいいのか?ちょっと解かりません。 どなたか教えてください。 釈迦涅槃像お釈迦様が亡くなった時の様子を描いた掛け軸だそうです。 必ず薬の袋が描かれているとかと言うくだりを、昼食を食べながら方丈様から伺いました。 祖母の置き土産。 昨年、新築を終えて引っ越したものの、暫く遅れて荷物の整理をしていたら、私の数少ない本の間から祖母の直筆の句が出てきました。 カミさんと二人で 「これって、オババが俺に見つけて欲しくて隠していたんだよな~」 と、話していました。 数えると元気な頃を含め、人知れず25年間も私の枕元で、私達家族を見守ってくれていたんです。 感謝、感謝・・・