このコミュニティは昭和28年におこった水害を忘れることなく、多くの方に知っていただき今後に生かすべく、記録しておこうというものです。第一回のお茶っ人災害訓練を期に作成さえてもらうものです。災害訓練中、随時情報を掲載していく予定です。南山城水害から約1ヶ月後、今度は宇治市西部から久御山町、城陽町(当時)北部にかけて広い範囲に濁流が押し寄せました。9月25日、台風13号は紀伊半島沿岸を北東に進み、午後6時半豊橋市に上陸。典型的な「雨台風」進路でした。宇治市内では24日午後から雨が降り始め、翌25日午後3時には時間雨量78mmを記録。その後雨足は急速に衰えましたが、降り始めからの総雨量は217mmを計測。宇治川の水位はどんどん上昇し、午後5時半ごろ喜撰橋と橘橋が流出。午後6時ごろ宇治東内の民家が浸水し、午後7時には水位が宇治橋の橋桁に達して通行禁止となりました。平等院横の堤防も決壊寸前となり、地元消防団が総出で補強工作にあたりました。