今朝書いた日記「 地球温暖化 眉に唾を!」をmixiにも書いた所、「今 大人になったセヴァンはどんな活躍を見せているのでしょうね。」との書き込みを戴きました。書き込んでくれた人の期待を裏切るものになるかも知れないと思いつつ、下記返事を返しました。
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セヴァン・スズキはヴィクトリア大学の大学院で伝承民族植物学の勉強をしているようです。
工業化社会を離れて昔からの自然との共生の生活を目指しているのではないかと推測します。私は、彼女は演説をやった頃の勢いを無くした…との印象を受けています。趣味の世界に入っていくのではないでしょうか。
今年、アースキャラバン2008を組んで日本縦断の旅をやったようです。
その時のメッセージの一部を下記します。
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アースキャラバンの3か月に及ぶ経験の中で私は発見しました。
日本には、地球環境問題を解決するための、大きな希望があります。
日本では古来から、自然と調和した文化・社会を築きあげてきました。
ところが現在、私たちは世界経済に大きく依存した暮らしをしています。
日々の食糧や生活用品も、外国からの輸入がなければ暮らしていくこともできません。
しかし、私たちは、アースキャラバンの経験の中から
生きていくために必要な衣食住の要素を
自分たちの手で作り上げるヒントを発見することができました。
たとえば、私たちは海水から自分たちの手で塩を作り、食すことができます。
食べられる草を見つけ天ぷらにすることもできるし、
山羊の乳からチーズを作ることもできます。
米を収穫した後の藁はぞうりに姿を変え、
また、企業が出す使用済み家電製品の断熱材から
子供たちの水筒を作ることもできる。
竹を使って簡単なドームも作れれば、
使用済の天ぷら油が車から車を走らせる燃料を作ることだってできるのです。
そしてこれらの知恵は、地域のお年寄りから子供へと、伝え続けられてきたものです。
大人から子供への知恵の伝達、地域の中で受け継がれる人と人とのつながりにこそ、環境問題解決の答えがあります。