>現代ビジネス >「卑怯だ」「恩知らず」という批判は愚の骨頂…物議を醸した《上沢式FA》に里崎智也が物申す! >里崎智也 (野球評論家) によるストーリー・ >5時間・ >なぜ、「新庄日本ハム」と「立浪中日」は差がついたのか? >なぜ、第2の「古田敦也」「谷繁元信」「里崎智也」は現れないのか? >なぜ、ネット上のプロ野球情報はウソばかりなのか――? >話題の新刊『令和プロ野球ぶっちゃけ話 球界ニュースの見方が180度変わる本』(清談社Publico)は、誰も書けなかった「球界の定説」と「非常識」へのド正論を、元・日本代表の正捕手で、現在は登録者80万人超を誇るYouTube「Satozaki Channel」の主、里崎智也氏が語り尽くした一冊だ。 >今年オフに物議を醸すこととなった、元・日本ハムの上沢直之の移籍問題についても、里崎氏は舌鋒鋭く切り込む。 >同書より、その一部を紹介しよう。 >『令和プロ野球ぶっちゃけ話 球界ニュースの見方が180度変わる本』(第4回) >有原や上沢のケースは、ポスティング制定当初から指摘されていた >ポスティングによってMLB移籍が決定した場合は、NPB球団から自由契約選手として公示されるため、移籍先のMLB球団から自由契約となったあとは、次の契約先球団は、選手が国内外問わず、自由意思で選択できる権利がある。 >一方、短期でMLB球団を退団した場合、NPBで国内FA権を取得していたであろう年より早く所属元以外のNPB球団に移籍することも可能となる。 >これも、ポスティングが制定された1998年当初から変わっていないものの、「『国内FA移籍の抜け道』として利用される可能性がある」という指摘は当初から言われていた。 >「卑怯だ」「恩知らず」という声は「愚の骨頂」 >結局、それが有原航平(2020年12月にポスティングで日本ハムからテキサス・レンジャースに移籍。 >2023年1月にソフトバンクに移籍)と上沢のケースに当てはまったということになる。 >ただし、これについては、私に言わせれば、「『こういうこともあるよ』って、ルールをつくったときに言ってたやん」ということになる。 >つまり、有原にしろ、上沢にしろ、二人ともルールを破っておらず、すべて定められたルールのなかで移籍を決めたにすぎない。
そうですね。
>にもかかわらず、彼らの行動を否定する野球ファンは、「卑怯だ」「恩知らず」「義理人情はないのか?」と感情で訴えているが、こんなのは私に言わせれば愚の骨頂である。 >プロは一軍で実績を残して活躍してなんぼもらえるのかという世界だ。 >ビジネスライクに徹して考えれば、年俸の高いチームに移籍するのはおかしな話ではない。
そうですね。
>それに、「上沢は日本に帰ってきてからは日本ハムの施設でトレーニングしていたじゃ ないか」と言う人もいるが、これとて上沢が勝手に借りていたわけではなく、球団から許可を得て、なおかつ自身の置かれている現状をきちんと話したうえで、「使ってもいいよ」と言ってくれたのだとしたら、なんの問題もない。 >それを、「こうあるべきだ」とファンが訴えかけるのは、一方的な感情論であって、論理的な話にはならない。
そうですね。日本人は気分・雰囲気・感情に従って声を出しますね。 あっけらかんとした世界の中で、ドライに割り切るセンス (判断力) が必要ですね。
>こう言うと、「里崎は冷たい」「人情をわかっていない」と批判の矢が私に向くかもしれないが、「ルールでいいと言ってるんだから、しかたないやん」というのが率直なところだ。
そうですね。 思考を停止している人と、そうでない人は何処が違うのであろうか。 日本人の生活は、生まれた時には宮参りをして、結婚式はキリスト教会で行う。葬儀は葬式仏式で済ませばよい。これで万事万々歳である。 日本の文化には形式 (儀式) があって、内容 (教義) が無い。日本人には現実 (事実) があって、非現実 (考え・哲学) がない。内容を考えなければ、矛盾ということも何もない。 日本人は内容が無いだけ、それだけ余計に形式 (現実) に拘るので改革運動の妨げになる。日本人は守旧派の人達である。
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