ジャンボタニシ(スクミリンゴ貝)
エスカルゴに変わる食材として、宇治の農家が養殖を始めたけれど、寄生虫がいると言うことで、売れなくなってしまいました。
20年ほど前、農政を担当していたときに、遺棄された養殖場から逃げ出したのが発端でした。
見る見るうちに増殖し、市、普及所と農協で大駆除作戦をやったのですが、駆除できませんでしたね・・・
宇治川の汚染を考えると薬剤が使えなくて、様々な駆除実験をやりました。
でもすべて、効果がなかった・・・
19日、22日、そして昨日と 毎回、苗箱いっぱいのジャンボタニシの卵を 結いの田から駆除。 一通り回るのですが、追い付きません。 翌日にはもう目立つところに卵が・・・ 29日には、結いの田の参加者さんと、 タニシの駆除大会をします。 景品は畑の野菜。 それで少しは減ってくれるといいんですが、 なかなか手強い。 この時期 田んぼに網を持ったオジサンたちがいますが、 決してお魚とりをしているわけではありません。 タニシの駆除をしているのです。 タニシの卵、 見かけたらつついてやってください。 田んぼアートの方も、 随分と色が濃くなってきました。 遠目からみても、 何だろう?あの色の田んぼは? といった感じです。 写真を撮られたり、いろんな質問をされたり、 と、市民の皆さんのさんぽコースになりつつあります。 中には、 「ここだけ色が違うので 病気かと思ってびっくりした~!!笑」 など、 紫稲を見てこんなコメントをくれた方もおりました。 それくらいはっきりとわかるようになってます。 今のところ順調です。 8月のかかり、 寂聴さんが見に来られる頃には 最も色がきれいになる頃。 ずっとお世話は続きます。 また、見に来てくださいね。 |