korochanさん
反論大歓迎です。
勿論、メダルを取ることそのものを喜びや楽しみにしている人は居ると思います。
但し、そう云っている人が全部、本当に心の底からそう思っているのかどうかが問題です。周囲の人が賞賛してくれたり、種々の名誉が得られるので、メダル獲得そものを喜びである…と勘違いしている人も結構居るのではないか…と思います。すなわち、人の評価尺度を自分の尺度だ…と思い込んでいる訳です。
チームの意思は自分の意思とは云えないと思います。ただ引きずられて自分の喜びとしているだけです。
特に付和雷同型の多い日本人では人の評価尺度を取り込むケースが多いだろうと推測します。それが悪い…とは思いませんが、それで充実した人生だったと後で思えればいいのですが…。
もし、子供や孫がメダルを目指して、がんばっている時、(幸いにもこれまでの所はいませんが)、メダルを取ることとその為に犠牲にしているいくつものこととどちらが大事がよく考えろ…と忠告したいです。
老人になってから、あの時にあんなに頑張らないで、我慢してやらなかったことをやっておいた方がよかったな…と後悔して欲しくないからです。
メダルを取るために恋人と別れた…なんて話しは小説にしかないのかも知れませんが、本当に大事なものを取り逃がしていなければいいのですが…。
例えば走ることは楽しくて大好きだが、何かを犠牲にしてまで走りでメダルを取りたいとは思わない、自分はもっといろんなことを経験したい…と思ったらそちらを目指すべきです。
取っちゃってから、一番なんていろんな前提条件でそうなっただけで、少し条件が違ったら、取れなかった可能性も結構大きいよ…と喜びを潰すような発言をする積もりはありませんが。
自分が本当は何をしたいのか、それを探すことは難しいことです。後で後悔することのないように、始める前によく考えるべきだと思います。