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2017年03月26日(日) 
 26日、宇治公民館で二子山古墳フォーラムが開催されました。古代史フアンの血が騒ぎ、こういったフォーラムに久方の参加、会場は定員の200人で埋まり盛況でした。
 二子塚古墳との違いもあやふやな私でしたが、古代史のスター菟道稚郎子絡みの話は面白くやっと違いを認識しました。

 50年前の発掘調査をされた方が基調報告、今回追加調査をされた方は気鋭の女性研究員、巨大古墳で無い代わりにパネラーの関係なども楽しかったです。
 二子山古墳が菟道稚郎子の墓かどうかは分からないとのことでしたが、宇治宮の可能性とか環巨椋池古墳群のアイデアなど新しい興味もわいてきます。
 また地域の史跡へのアプローチについても報告があり、地域関係者の保存への意欲が大切なことが言われていました。
 地域おこしへの貢献や生かし方の可能性への言及もありました。前方後円墳の形から来た「鍵穴グッズ」もありますし、絵画でも「sakitatenami」と言って佐紀盾列古墳群をテーマの個展も見たことがあります。

 古墳の生かし方として、古墳の復元を行おうとすると樹木の伐採が起こる。これは悪だという発言がありました。お一人はそれをする値打ちがあると匂わせましたが、他の方は反対の様です。
 私は復元古墳に感動した経験があるので?でいっぱいでした。古墳、特に葺石の施された古墳は白く輝く巨大なモニュメントとして誕生しており、当時の人へ与えた印象は凄いインパクトだったと思います。
 現在の緑に覆われた状態は雑草に浸食された状態です。勿論お墓として静かに眠ることを護るという意味はありますが、巨大古墳は静かに眠るものではなかったと思うので、それを眼前にする体験は存在趣旨を生かすことでもあると思います。
 不法伐採であったり謂れなき緑の消失は許されないことと思いますが、1000年以上昔の巨大古墳を生かすためには復元は必要ななことと思います。当然周辺は緑を生かした公園等にするのが良いことだと思いますが。

 復元のための伐採まで否定するのは時代錯誤の様にも思います。

閲覧数1,531 カテゴリ日記 コメント1 投稿日時2017/03/26 20:54
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コメント(1)
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  • 2017/03/29 21:40
    先生いつも丁寧に教えていただき有り難うございます。私も26日のフォーラムに参加してました。私もこの地に60年余り住み、つくずく善い所と感銘を新たにしています。 先生の記事に同感します。
    これからもよろしくお願いします。    ちゅうやんより
    次項有
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