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2023年11月27日(月) 

 

>現代ビジネス   >なぜいまの自民党議員は小物ばかりなのか、、、元明石市長と元朝日新聞政治記者が語った「根本原因」   >鮫島浩、泉房穂によるストーリー   >・10時間   

>『政治はケンカだ!明石市長の12年』(聞き手=『朝日新聞政治部』の著者で政治ジャーナリストの鮫島浩)からの抜粋公開の第5回。   

>今回は「政党編」をお届けする。   

>泉氏は市長在任12年間のあいだに、特定の政党の支持を受けたことは一度たりともなかった。   

>そんなものがなくても、市民が味方についてくれたら選挙には勝てる、という信念があったからだ。   

>しかし、政党側からしたら、そんな市長は言語道断。   

>当然、あの手この手で懐柔や嫌がらせをしてくる。   

>闘い続けたからこそ見えた「敵の正体」とは。   

>連載『政治はケンカだ!』第5回前編   

 

日本人は政治の議論はできない。政治の議論は非現実 (考え・哲学) の議論だからである。それで日本人は ‘議論をすれば喧嘩になります’ という。議論は必然的に喧嘩に行き着くのか、それとも喧嘩をする為には議論をしなければならないのか。   

 

>昔の自民党議員には人間力があった   

>鮫島 今日のテーマは政党論です。   

>無党派市長として、すべての政党とケンカをしてきた泉さんならではの分析をお聞きしたい。   

>まずは自民党です。   

>泉 自民党にはいろいろな局面で苦しめられてきましたが、ある意味、すごく柔軟で、逞しい政党だと思っています。   

>何がポイントかというと、自民党にとっては権力が全てなんです。   

>その意味で、政治のリアルがわかっている。   

>綺麗ごとではなく、まさに権力の立場にいることがすべてだと。   

>一つの政党では収まりきらないぐらい、多様な考えの議員がいるのに、権力がすべてという点で一致しているところが強みでしょうね。   

>敵ながらたいしたもんです。   

 

そうですね。権力による地元への利益還元ですね。これは分かりやすい。   

 

>逆に言えば自民党以外は、ついつい建前論とか綺麗ごとに走りがちで、権力闘争に勝ち切る強さがない。   

 

そうですね。綺麗ごと (考え・哲学) には権力が必要ないですからね。   

 

>鮫島 私は自民党の番記者が長かったのですけど、自分がまだ20歳代で政治記者になった当初の自民党は凄かった。   

>おっしゃるように、多様だし、逞しいし。   

>全盛期の派閥間闘争は近くで見ていて恐ろしかった。   

>自民党には極悪政治家がいっぱいいるんだけど、学ぶことも多かった。   

>権力闘争で鍛えられた「人間力」が自民党の良さだと思っていました。   

 

そうですね。政治哲学がないから政治家は闘争に序列を頼りにする。必然的に派閥 (序列) 間の闘争になりますね。   

 

>しかし昨今、とくにこの10年くらいで、自民党も変わりました。   

>小選挙区制が根付いてきたいまの自民党は、一言でいうと、薄っぺらくなってしまった。   

 

そうですね。小選挙区制は政治哲学の争いですね。   

 

>泉 小選挙区制が政治家を小粒にしていると私も思う。   

>かつての中選挙区時代は、自民党の候補者同士が争うわけですよ。   

>金権政治が蔓延した負の側面はありますが、有権者とフェイス・トゥ・フェイスの関係を構築しないと通らない状況で、人間が磨かれた。   

 

そうですね。馴れ合いの政治ですね。    

‘なあなあ主義’(馴れ合い) とは、真の意味での検討や意見の交換などをせず、お互いに「なあ、いいだろう」ぐらいの話し合いで全てを済ませること。   

 

>地域を大切にして、一人一人の有権者を大事にする。  

 

それは馴れ合いの関係ですね。    

 

>民主政治の基本があったと見ることもできます。   

 

衆愚政治に近いですね。    

 

>中選挙区を勝ち上がってきた政治家には強さがあった。   

>鮫島 5人区だとすると、自民党公認候補がだいたい3人はいる。   

>新人が国会議員になろうと思ったら、まず無所属で選挙に出て自力で現職3人の誰かを倒さなければならない。   

>そしてそういう猛者が当選後に自民党に追加公認される。   

>だから人材の層が厚かった。

 

政見に対する人気ではなくて、人気商売の人気ですね。   

 

>ところが現在では、野党が弱い選挙区だと、自民党の公認を得れば自動的に当選するようになってしまった。    

>国会議員になるまでの「揉まれ具合」が、かつてとはまるで違う。   

 

政党政治の効果ですね。    

 

>泉 そうですね、自民党というだけで当選する議員が増えている。   

>鮫島 そうすると公認の権限を握っている党の幹部にペコペコして良い子ちゃんにしておけば、永遠に議席は守れるわけです。   

>公認を外されてしまうと落ちるから、国民とか有権者よりも党への忠誠こそが大事になってくる。   

>小選挙区制によって、国会議員のサラリーマン化が進んでしまった。   

 

政党政治の効果ですね。   

 

>実はこれ、野党第一党の立憲民主党も同じなんです。   

>だから、自民党と立憲民主党の政治家の見分けがつかない。   

>みんなサラリーマンのように上司の顔色をうかがっていて、政治記者として取材しても本当につまらなくなった。   

 

政治哲学のない政治家 (政治屋?) は上司の顔色を窺うだけの人になったのですね。   

 

>田中角栄の当選に腹が立った大学時代   

>泉 私はよく「どっち向いて仕事しとんねん!」と言いますが、小選挙区制に根本の原因があると思う。   

>中選挙区時代は、自力で勝ち上がって初めて議員になれたから、彼らが見ている方向はまずは有権者だった。   

 

有権者も政治音痴、議員も政治哲学がない。見ている方向だけでは政治の質は決まらない。   

 

>鮫島 現在の自民党内を見渡しても、中選挙区を経験している議員はどんどん少なくなってきました。   

>岸田文雄首相は、1993年の衆院選で初当選してますから、ぎりぎり中選挙区を経験しているんですよ。   

>でも菅義偉前首相は横浜市議会議員を経て1996年に初当選しているので、小選挙区制導入後だったんですよね。   

>小選挙区制で国政デビューした最初の総理大臣でした。   

>それ以降の世代は本当に小選挙区しか知らないわけです。   

>党内の偉い人にペコペコするサラリーマン議員しかいなくなる時代が、そこまできている。   

 

自分の政治哲学に自信のない人達ばかりですね。    

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英文法にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

 

>泉 自民党といえば、田中角栄さんが自分の中で大きな存在なんです。   

 

彼は地元への利益還元の大きな存在でしたね。   

 

>1983年10月、ロッキード事件で実刑判決を受けた田中さんは即日控訴して、直後の12月に衆院選に出馬しました。   

>当時、大学生の私には、あの選挙で何が起きたのか意味がわからなかった。   

>新聞・テレビ全社が田中角栄を叩きまくっているんです。   

>その影響で、田中派の議員たちは軒並み落ちまくっているのに、当の田中さんは総理大臣のとき以上の得票数を得て当選した。   

>なぜそんなことが起きたのか、考えたら腹が立って居ても立ってもいられなくなり、新潟行きの電車に飛び乗りました。   

>鮫島 すごい行動力(笑)。   

>新潟・越山会の人々に会って教わったこと   

>泉 12月ですから、長岡の駅に着いたら2メートルくらい雪が積もってる。   

>近くにいる人に「田中角栄に会いたい。   

>選挙事務所の場所を教えてくれ」と頼んだら、その人がすごく親切で。   

>「来い来い」言うて、すぐに連れて行ってくれた。   

>当然、越山会の選挙事務所にご本人はいませんでしたが、事務所の方々はどこの馬の骨ともわからない頭でっかちの大学生を温かく迎えてくれました。   

>「兄ちゃん、東大生か。   

>何しに来た? 角栄さんのファンか?」と聞かれ、まさか腹立って乗り込んできたとは言えず「いやぁ……」とか濁してたんですよ。   

>そしたら車座になって、越山会の方々が、いかに田中角栄が偉大かを喋り始めた。   

>「うわっ、始まっちゃった」と思いました。   

>革命思想にかぶれていた当時の私は、自民党も田中角栄も大嫌いでしたから。   

 

未来社会の建設は常に政治家にとって必要なことですね。   

日本人の処世術 (損得勘定) は説く。「規則を守りながら、自分自身の世間 (序列社会) の中で、できるだけ自分と自分の家族の序列順位を上げよ。将来のために子作りをしておけば、老後は安心できる。それだけやっておけばこの世は極楽といえる」  

アメリカ人はこの種の「具体的なものごとだけ」の世界観にぶつかると、ある羨望選を持たされる。アメリカ人には現実 (事実) と非現実 (考え・哲学) の内容があるので、具体的な物ごとだけに考えを絞ることはできない。彼らには雑念が多すぎるである。 

 

>でも、話を聞いているうちに、なぜ角栄が選挙で圧勝したかわかってきた。   

>ある人は「東京の人らはいろいろ言うけど、角栄さんのおかげで地元の山にトンネルができた。   

>それまでは病院が山向こうで、子どもがよく死んでいた。   

>トンネルができたおかげで病院に行けるようになり、いまでは子どもの命が助かってる。   

>みんな悪口ばっかり言うけれど、そういうことは誰も言ってくれないんだ」と言う。   

>そして、「お金の問題も色々あるかもしれないけど、あの人はワシらのために頑張ってくれた。   

>今こそ、ワシらが恩返ししないと」と、みんな口を揃えて言うんです。   

>「これが22万票の正体か」と思いました。   

>マスコミが大バッシングしても「ワシらが守らなあかん」と地元の人たちが立ち上がり、総理大臣の時以上の票を得た。   

>あの日の体験はすごくリアルに自分の中に生きています。   

>メディアがいかに叩こうが、有権者の心を掴んでいれば勝てる。   

>政治家の真髄を見せつけられた気がしました。   

 

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)       

 

 

 

 

(略)   

 

 

 

 

.

 

 

 

 


閲覧数148 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/11/27 20:47
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