>こういった経済的には貧困でも、
>素晴らしい技術をもった国の品物にももっと目を向ける事は
>必要なんだろうなと思いまいた。
おっしゃるとおりですね。
こうしたことを応援できるような仕組みが、これからますます求められているように思います。
今日はツァラさんの講演を聞きに行きました。 染物の話で興味があったことと、 関空見送り隊で送って行った時のことと、 田んぼや畑を使って 染めの植物を植えてみようかという話もしておりましたので むりくりお邪魔しました。 先日の田んぼアートで 紫稲を使った染物で きれいな落ち着いたピンク色のスカーフを寂聴さんにお渡ししました。 他のサンプルもいろいろな色が出て とてもきれいなものができるんだな~、 と、興味を増しておりました。 マダガスカルの 植物を使った草木染めの技術は素晴らしいものであったにも関わらず、経済的に貧困なため、 またアルミ、砂金の採掘に人手が移ってしまい 数年のうちにその技術がなくなりつつあり、 さらに 王室の建物が焼失し資料が消えてしまったことなどで 益々昔の技法の再現が困難になってしまったなど、 稀有な文化の衰退がもったいなく残念に思いました。 隣でもぐらさんが 緑色を出すのは難しい、 それがあったということは すごいことだと話しておられました。 フェアトレードによってあの織物を買うことで、 焼き畑や密造のお酒を造って村社会が荒れることがなくなるのならそれもありだろうと思いました。 以前ツァラさんのお土産で頂いた 肌触りのよい大判のスカーフは私のお気に入りです。 ラフィアのバックも可愛くて素敵。 日本の商品もいいものいっぱいありますが、 こういった経済的には貧困でも、 素晴らしい技術をもった国の品物にももっと目を向ける事は必要なんだろうなと思いまいた。 でなければ、キツネザルだけを保護しているうちに 染めと、織の技術は確実に早急に無くなってしまう という話を聞いて なんだか切ない気持になりました。 |