「劇場等演出空間の運用および安全に関するガイドライン」についてのセミナー参加のため、びわ湖ホールへ行きました。 我が社からの参加は、4名。 劇場等演出空間運用基準協議会が進める、「劇場等演出空間の運用および安全に関するガイドライン」の、説明。 びわ湖ホールの設備を使った運用で、このガイドラインの実地検証。 (びわ湖ホール) (彩の国さいたま芸術劇場) (兵庫県立芸術文化センター) (北九州芸術劇場) の、技術者たちのトーク 安全管理のために必要で欠けている事項 1.安全管理をするスタッフの数(舞台だけで3~8名) 2.ゆとりあるタイムテーブル作成(仕込み、リハーサル、バラシ作業) 3.昼、夜完全休憩を1時間は取る(スタッフが疲れていては、集中力に欠けいいものができない) これら全てに、コストの問題がからむ。 事故を起こしてはもともこうもない、だから安全は守ろう。 しかし、誰が負担するのか? 自分が怪我をしない、人に怪我をさせない、そうするにはどうしたらよいか、考えることが必要。 しかし、この基準は、大劇場のための指針であり、市民会館クラスの現状が、反映されていなかった。 「われわれは、公演に関わるすべての方、特に一般主催者に安全、時間の面をどう説明するかが、ポイントになってくるなと思いました。 舞台関係の社会的地域が低い、これが一番の問題。 働きやすい環境を作るのが、これからの課題です。」 特に、操作番は休めないからなあ~。 最後に、持ち込みパッケージさんから、公立文化施設(市民会館等)への希望があったので、綴っておきます。 1.機材は基本的必要な数は使えるようして揃えておいてほしい。 2.会館さんも、つねに新しい技術の向上のをはかって欲しい。 3.入館時間、退館時間をゆうずうしてほしい。