私どものNGOでチベット難民を支援しているグループもあります。
中国は、チベットに鉄道をつなげてインフラ整備と共に、漢民族を移民させてチベット文化をなくす施策にでています。
チベットだけでなく、ウイグル自治区も同じように弾圧と漢民族の移民による中国化で暴動が起きます。
オリンピック前を千載一遇のチャンスとばかりに、チベットやウイグル、不満だらけの低所得層の暴動は頻発する可能性は高いと思ってます。
まだまだ、混乱状態は治まらないと思います。
私はかねてから一度チベットを旅したいと思っているのですが、中国占領下のチベットでは面白くなかろうと、未だに行っていません。ところが一昨年に青蔵鉄道がラサにまで通じ、標高5000米のチョモランマ(エベレスト)ベースキャンプがハネムーンのメッカになっていると聞き、もうだめだ…と思っていました。ところがこの騒動。 報道統制のあるロシヤや中国のマスコミの発表は信じる訳には行かず、僧侶のデモが暴動と言われるようになったのは軍の発砲による死者や火災が出た所為と私は推測してますが、問題はラサだけではないようであり、これはヒョッとしたら昔に戻る可能性が出てきたかな…と、不謹慎ながらほくそ笑んでいます。 インドに居る亡命政府は平静を呼びかけていますが、私は過程はどうでもいいですが、昔の仏教国家に戻って欲しいと祈っています。 |