与野党の国会議員で違法の疑いを掛けられた方々は、国会もしくは記者会見で違法でないことを強調される。なぜ嫌疑を掛けられたのか理解に苦しむ……とおっしゃる。

過去において最後には刑事処分を受けた人々もそうであった。

我々は当事者の意見や判断を聞きたい訳ではない。我々が自分で判断したり意見を纏めたりできるような事実関係を知りたいのだ。それを説明してほしのだ。本人が強調した意見を私が正しいと考えるか、おかしいと反論するか、その判断の根拠を丁寧に述べることが説明である。違法はないと強調するだけでは何の説明にもならない。聞かなくても正当だとおっしゃるだろうことは初めから判っている。

自分の意見だけ話して説明責任を果たしたと言われてもそれは無理だ。

政治家の判断と検察庁の判断とを前提なしで較べれば、法律の解釈についてはプロの検察庁の判断の方を日本においては私は信用したいね。検事の判断がおかしいのか、グレーで判断が難しいのか、検事の判断が当然なのか、それは我々が事実関係の説明を聞いて考えることだ。

検察庁の主張と嫌疑者の主張とのどちらに正当性があるかを判断するのは政治家ではなく裁判所だ。

一方、正当性を強調しない時は、検察の取り調べの最中だからコメントできない…とおっしゃる。なぜ取調中はコメントできないのでしょうね。常套用語になっているようですが。

公明正大なら、堂々と事実はこうだ…この事実のどこが違法なのだ…と話せばいいのに。

西松建設絡みでは、いずれ与党議員にも嫌疑が回ってくるでしょうね。与党議員にも大分献金しているようだ。献金の途中で別の政治団体を経由させることでマネーローンダリングをやるとは違法性を知っているからこそ隠したけだ、

与野党の党首が辞任すれば世の中は少し明るくなるかも知れない。どうせ、目下政治は膠着状態であり、党首がいてもいなくても、これ以上困った状態にはなるまい。

確定申告は今朝早朝に送信。決算書も貸借対照表も無記入の減価償却表も、申告書にくっついて行った気配。明日から4日ほど旅に出ます。 帰ってきたときは、何か進展があるかしら。