トトのしっぽさん
有り難うございます。
私のCOPDは全くの自業自得なので、人に文句の云いようがありません。
医者に肺がん以外に肺気腫のことももっとPRしてほしかった…と云ってみても始まらない。
残りの人生、機嫌を取りながら付き合っていくだけです。
私はCOPD(慢性閉塞性肺疾患) の患者です。16年前に息が苦しくなり肺気腫との診断。即禁煙。7年前に肺がん。右下葉を切除。さらに息が苦しくなりました。 ………………… 慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん; COPD:Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は、代表的な慢性呼吸器疾患の一つであり死よりも恐ろしい病気として知られている。 「COPDとは、タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患である。呼吸機能検査で正常に復すことのない気流閉塞を示す。気流閉塞は末梢気道病変と気腫性病変が様々な割合で複合的に作用することにより起こり、進行性である。臨床的には徐々に生じる体動時の呼吸困難や慢性の咳、痰を特徴とする。」 (ウィキペディアより) …………………… 加齢の所為なのかその後も次第に息苦しくなり、2年程前から酸素吸入を始めました。 酸素吸入は携帯用酸素ボンベと据え置き型酸素濃縮時(空気中の窒素を吸着することで酸素濃度を高くする)のどちらかを使います。 昨年夏、風邪を引いて数日後、急に呼吸困難となり、救急車で運ばれて3週間の入院。回復はしましたが、入院前よりは苦しくなった気配。要支援2に認定されました。 動くと息切れをし、酸素吸入が必要となります。ゆっくりとのポストに新聞を取りに行く位はできますが、二階への階段を昇るのも苦痛です。前記入院後、医者からは一階だけで生活するように指示されました。家の中での通常の動きでは酸素濃縮器から鼻に繋がるチューブを引きずって行きますが、ウオーキングではボンベを背負って歩きます。 動くと息苦しいので、つい動くことを避けたくなります。動きをサボルと運動のための筋肉まで弱ってきて、ますます動くことが億劫になる…と思われるので、酸素を使って出来るだけ動くことにしています。 昨年秋と今年の春、標高1000米の所と2000米の所に泊まりましたが、酸素吸入をしていても歩行が大変でした。気圧が低くなるとダメなのでしょうね。海中の水面下に居室を作れば楽になるかな。 患者の生活マニュアルには下記の事項についての留意点が記載されています。その通りやってもさほど楽でもありませんが、ゆっくりと休み休みやることが重要なのでしょうね。 洗髪・上着の脱着・体を洗う・掃除機をかける・洗顔・洗面・しゃべる・排便・靴下やズボンを拍・洗濯・車の乗り降り。 酸素吸入をしながらの火を使う料理は禁じられているし、昨年の春までは朝の風呂掃除は私が担当していましたがつらくもなったし、夏の退院後は平素の家事分担は止めました。さらに洗髪は家内にやって貰うようになっています。 要支援に認定されると、介護予防の訪問・入浴介護・リハビリテーション等々の立案をケアマネージャーに依頼可能なようですが、目下自前で何とか。7月末で認定期限が来るので、要支援認の再度認定申請をしました。 神経を疲労させる仕事のためには煙草は必須と吸い続けた40数年。子供に煙を吸わせてはいけない…と家ではタール除去フィルター付きの扇風機の前で喫煙していました。切り取ったガンで切り取った私の肺は真っ黒だった…とは家内の弁。 煙草と肺がんのことは知っていましたが、肺気腫なんて病名すら知りませんでした。60歳前に禁煙していたらさぞかし今頃は…などとは考えないことにしています。 . |