月初めに行った白川郷と五箇山、雪が少なくてがっかりでしたが、いいことが三つありました。
①赤福;予約してあった五箇山の旅館まで、350km。我慢してノンストップで行くほどには急ぐ旅でもなし…と上郷SAでトイレ休憩。なんと赤福餅を売っている。
品質重視の老舗「赤福」。トリッキーな法律に引っかかり(厳密には引っかかったようには見えないが、霞ヶ関のお気には召さなかった)、農水省と厚労省にいじめられ、なぜか三重県から営業停止を喰らった気の毒な赤福。
もう何十年も食べていない。かってはコーヒー党だった私は和菓子は関心はありませんでした。十二指腸潰瘍でコーヒを止めていたので、例の事件で思い出して久しぶりに赤福を!と思っていました。
これは是非と夫婦意見一致して、帰りにもう一度上郷SAでストップ。赤福餅ををゲットしました。
見たら、相変わらず謹製日から2日が消費期限になっている。砂糖が入った甘い菓子がそんなに早く変化する筈がない。記載する必要のない製造日を相変わらず書いている。頑固人間は好きだが賞味期限2日なのは私の勿体ない精神が収まらない。3日目か4日目に食べてみようと云い合っていたのですが、ついつい期限内に食べてしまいました。今度行ったときにはもっと大きい箱で買うっと。
②飛騨牛; 但馬牛と、吉兆が但馬牛と偽って出した宮崎牛と、飛騨牛と順位がどうなるのかは知らないのですが、嘗て白川郷に来たときに食った飛騨牛は旨かった。
思い出して白川郷萩町のはずれの食堂へ。合掌造りが3軒並んでいて、1軒は土産物店、2軒が食堂。前に行ったのがどちらの食堂か忘れたので、真ん中の「忠兵衛」へ。
観光バスが2台入っていて賑やかだが、看板を見ると、飛騨牛朴葉焼きと出ていたので、これこれと入りました。非常に旨い。堪能しましたが、血圧の高い家内の薄味になれた私には味噌が少し塩分過剰。よく考えてみると前のは朴葉焼きではなかったような気がする。値段ももう少し高かった。
帰宅後にネットで調べて見ると、隣の「基太の庄」の味噌焼定食だったのかも知れない。次回の楽しみが増えました。
牛の朴葉焼きは、昔行った、東京は五日市の「黒茶屋」も旨かったように記憶する。
小さなもう一つ。
③往路の昼時、荘川ICを一度出て、これはもう何度も入っている「蕎麦正」で香り高い蕎麦を食べたこと。食事後は再び東海北陸道へ。