花についた水滴の写真はよく撮られていますが、木の葉についている滴の写真は見た記憶がない。
我が庭にあるブナの雨に濡れた葉を撮ってみました。花も葉っぱも格別変わりませんね。生殖器である花よりは葉っぱの方が静かで奥ゆかしい印象。
後に貝塚伊吹とケヤキが写っています。
雫をよく見れば、下の方の3滴には縮小された背景が逆になって見えていて、生け垣の貝塚伊吹とその手前のもっと高いケヤキが写っています。左の2滴を含む一部を拡大してみました。
それでも判りにくいね。水滴に写っているものをテーマにするならもっとクロ-ズアップする必要がありますね。
【我が家のブナの木】
20年程前、ブナの林を盆栽で作ろう…と大きめの平鉢と富士ブナ10数本を買いました。当時は庭の管理はまだ私の担当でした。
数日間国外旅行した時に、水播きを頼んでおいた留守番の坊主達が水遣をサボッタために殆ど枯れてしまって、2本だけが残りました。林は諦めて深い鉢に植え替え、高く伸びてくると2つの鉢に分けました。それぞれが1米以上に伸びたころに。、駐車場のコンクリートの上に置いた1鉢が熱気にやられて枯れてしまい、現在は1本になっています。
数年前、ブナを眺めに十二湖から弘前までの白神林道を家内と走り、マザーツリーもそばまで行って眺めましたが、格別の感激はなし。かっては日本を覆っていて動植物を育んだブナも格好はどうって事はない。武蔵野などで、伸び伸びと育って、思い切り枝を広げたケヤキの方が遥かに格好がいい、我が家のケヤキは毎年枝を払うので、ダメですが…。