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2007年11月14日(水) 
 生活保護を受けている全盲糖尿病で私立病院に入院中の患者が2年間で190万円の治療費を滞納。性格的のも問題あるようで、他の患者との争いも絶えない。治療は通院でも可能なので病院の職員が4人で患者をつれて患者の知人宅に引き取りを依頼しに行ったが、知人は受け取りを拒否。途方に暮れた職員達は患者をよその病院の近くの公園に置き去りにして、救急車に連絡。救急車が近づいてくるのを確認して病院に戻った。

私立病院は慈善団体ではない。企業は企業として存続するのに必要な最低限の利益を確保する(稼ぎ出す)義務がある。利益が期待できなければ資本は引き揚げられ、病院は潰れる。

 院長はあってはならなことであった…と謝罪していればいいだろうが、予算を実行する職員は堪ったものではない。190万円の穴埋めに知恵を絞って予算を達成する義務がある。払いの悪い患者を拒否するのは自己防衛として当然だろう、勿論一旦入院させた患者を放り出すことについて人道上の問題で追及されることを想定に入れることは必要だろうが。

知人は知人で、これまでの患者との関係がどうであったかは不明であるが、拒否するのは自己防衛上許され得ることであろう。親子関係があっても共倒れから身を守る権利がある。親の介護のために職を離れざるを得ず、無収入になって親子心中した例をきいたことがある。
状況によっては病院、知人ともに無理からぬと言える可能性は十分にある。

赤ちゃんポストというのがある。健康な赤ちゃんなら養子縁組みを希望する人はあろう。肉体的、経済的に自立不能で病気持ちで気むずかしい老人を自発的に面倒を見たい人はざらにいるものではない。

行政に押しつけるべきか、宗教的、または非宗教的慈善団体にお願いするべきなのだろうか。慈善団体が手をさしのべてくれなければ行政の責任になるように思うが、国と地方行政で責任の押し付け合いになるのだろうな。
 すっきりとしたマニュアルができるのは何時になるのだろう。
北欧の福祉国家ではどうしているのだろう。

収入が減った今年から、毎月自動振り込みによるユニセフへの寄付を中止した私にはかかる問題にやや口だしし難くなったように思える。

閲覧数868 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2007/11/14 22:37
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