エコカーもエコポイントも
もとは、自分達が払った税金やから
アホ丸出しの選挙対策です。
エコって付いてますが、エコロジーって訳ではないですねぇ~
政府自民党のエゴイズムって感じです。
濁点が必要な施策ですわ
【ハイブリッドカーはエコか。】 少なくとも製造工程終了段階ではエコではない。普通のガソリン車に較べて大きな電池と電気モータやそのコントローラなど部品の数ががかなり多い。 電池材料も問題だ。少なくともリチウムイオン二次電池の場合はリチウムとコバルト、特に後者は資源が潤沢ではない。いずれ貧弱な資源からコストをかけて採取するようになる。軽量化のために多量の電気を食うアルミの使用量が多い(但し回収再使用する時のコストは低い)。 燃費はいいので、その意味ではエコとは云える。しかし、例えばプリウス(多分旧型)では製造工程での温暖化ガスの発生量が多いので、それを考慮すると10万キロ以上走ってやっとエコになるそうだ。それまではマイナス。部品が多いことから修理頻度が増えることや廃棄時の温暖化ガス排出が計算に入っているかどうかは判らないが、多分入っていない。また10万キロ以上は問題なく走れるのかどうかも知らない。 人気は高いようだか、地球環境に寄与しているのかどうかは疑問である。自動車メーカーはすべてのデーターを公開するべきである。公開しないのは多分具合の悪い所があるからだ…あまりエコでないことがバレるから隠しているものと解釈しよう。 【電気自動車はエコか。】 最大走行距離は160キロ位だそうであり、1回充電に要する時間は家庭では10時間、急速充電では30分だとか。旅行では1日に500キロ位は走ることがあるが、5回も充電するなんて実質的に使えないね。もう5倍位の大きな容量の電池を積んで評価して欲しいものだ。そうすれば、車両重量もが大幅に大きくなり、製造工程での温暖化ガス発生も増えてガソリン車に軍配が上がるのでは。 【エコポントはエコか。】 対象はエコ製品なのだそうだ。それは結構。しかし、景気浮上のために、エコポントで囃して、まだ使える製品を廃棄して新しく買い換えることを促進しているが、エコ製品への買い換えがエコであるとの実証はされていないように思える。私は多分エコではないと推測するので、エコポイントには釣られてモノを買ったりはしない積もりである。 我が家のエアコンは30年ほど前のクーラーだし、テレビはブラウン管式28インチ。まだまだ使い続ける予定。地デジ? まだ先の話し。 最近、LP再生用ターンテブルを買ったが、これは前のものがおかしくなったから新調したのだし、エコポントはついていなかった。 私は前の車は17年間に20万キロを越えて乗ったが、何度目かの再塗装にうんざりして新車に買い換えてしまった。今にして思えば、地球環境のためにはもう数年間、乗り続けるべきであったと後悔している。 エコと聞く度に眉に唾をつける必要があること、それが習慣化してしまって先ず疑うようになったことが悲しい。 |