健康じゃなくても元気だと思います。
氣が、もとの字です。
お米を炊くときのグツグツしたエネルギー
気力が充実している事は、大切な事です。
さあて、先月の血液検査の結果は…と医師はカルテのファイルから検査結果のデータシートを引っ張り出して開き、おお!…… 1項目を除いて全部基準値。高値はCRP定量のみ。先月は風邪気味だったようですな…と。 帰ってネットで調べてみるとCRP定量が高値で疑われる疾患は間接リウマチ、心筋梗塞、細菌感染症、リウマチ熱、ウイルス感染症、悪性腫瘍だとか。豚インフルエンザだったかも知れないし、どこかでガンがくすぶっている可能性がある筈だ。風邪だったようですな…で済ませていいのかしら。 状況から言えば五月に総合病院でCTスキャナーでガンのチェックは済ませているし、大腸ガン手術からは8年、肺ガン手術3年を過ぎているので、抗議することもないが…。次のCTスキャナーの予定は11月。 私は中程度の肺気腫で、張りがなくなったフニャフニャの肺の機能は大幅に低下した上にガンでかなり切り取ってさらに呼吸機能は低下、階段が見えてくると大分手前から深呼吸を初めて酸素を血液に貯め込んでおかないと、登りの途中でへばってしまう。直腸も出口4センチを除いて切り取られてしまい、便の収容能力が小さくなってしまっている。モスキート音はもう聞こえない。老眼は進んでいて、私の目のピントは無限遠よりも遠くに合っているとか。10何年前から白内障。晴天の夕方西に向かうドライブは鬱陶しい。しかし、眼鏡なしの視力は0.8と0.6であり手術する程でもないとは思っていますが。 ………と言った次第で身体のあちこちに障害があります。 しかし、運動はタップリやっているので、メタボの気配はないし、血液優等生。昔、栄養の不足気味だった子供の頃はすぐに風邪をひく腺病質だったし、転んで膝をすりむくとすぐに膿んだ。学校を休むのも年に20日ほど。それに較べて今は膿むこともなければ風邪をひくこともなくなっています。身体の不調で最後に会社を休んだのがいつだったかの記憶もない程(記憶力に障害あり?)。昔に較べれば今は元気です。 その後お元気ですか?と聞かれて、元気ですよ、五月蠅くて端が迷惑する位…と答えていますが、確定申告では毎年タップリの医療費控除。 はて私は健康な人間と言っていいのかしら。 WHOの1948年の健康の定義は 「身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない。」 1999年に修正された定義では 「健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない。」 さて私の場合は身体的な面が気になるが、 健康な状態では、身体に起こった状態変化が打ち消される方向の生理作用が働いている。この仕組みが破綻した場合、または許容量を超えるような状態変化が起こった場合が、医療の必要な状態であると解釈できる(Wikipedia)のですって。 フニャフニャになった肺、切除された肺を復元する生理的機能は、人類には本質的に与えられていないのだから、私の生理作用に欠陥があったり破綻した訳ではない。 精神的・社会的には問題はありそうにない。 やはり私は健康だ!と言っても嘘ではないように思えます。強引かな? |