結構ムダが多いようですね。 見たTVニュースでは街頭演説しかありませんでしたが、聴衆にはその候補者の支援者がかなりいるようです。時にはほとんどがそうだったりするようです。時には揃いの鉢巻きなどを締めています。 支援者は自分に投票してくれる人たちだから、その人たちに今更演説をぶってどうするのだろう。声が潰れて疲れるだけのような気がします。気勢があがって少しは元気になるかも知れませんが。 効率を考えればだれを支援するか決めかねている人や他の候補者を支援している人に演説するのがいいのではないでしょうか。他の候補者の支援者であることが判っていれば、「命を賭けて国民の生活を守ります」なんてだれでも云いそうな無意味なことは云わず、消費税を上げることと上げないこととのどちらが生活を守ることになるのか、自分の考えの筋書きをじっくり説明すれば、こちらに寝返ってくれる人が出ることもあるでしょう、必ずしもハッキリとした考えを持っていない人たちが。(私はどう説明されようと皆の生活を守るためには消費税を大幅に上げることは必須と思っているので、普通の演説で覆ることはあり得ないとは思っていますが、詳細なデータに基づいて詳しく説明されればどうなるか。)。そうすれば演説の質も上がるでしょう。質問や反対意見に丁寧に答えることがさらに効率を上げるでしょう。 私は演説には期待していないので、各候補者のホームページを調べて演説のスケジュールを調べて、会場に聞きに出掛ける積もりは全くありませんでしたが、クーラーに聞いた場所で全候補が集まる演説会があって、質疑応答時間がたっぷり取ってあれば行きたいと思っていました。そのような案内は来ませんでした。 他候補者の支援者を集めるには立ち会い演説会しかない。 選挙管理員会はなぜ立ち会い演説会を主催しないのだろう。私には怠慢としか思えない。法律ではどうなっているのか知らないが、法律が邪魔しているなら法律を変えればいい。あるいはやってはいるが、周知することをサボっているのか。少なくとも我が町の選挙公報には書いていなかった。 拡声器を付けた車で名前を連呼しながら町を走り回ったりするようなムダなことだけは禁止して欲しい。連呼する方もそれを聞かされる方もエネルギー(連呼者の体力と車の燃料)のムダ使いをしていると思います。 私は連呼で覚えた名前には投票しないでおこう…といつも思うのですが、五月蠅いだけでよく聞こえず、やっと聞き取れても誰だったか名前をすぐに忘れてしまう。 名前を覚えて貰えば得票率があがる…と考えているなら選挙民を侮辱した考えだと思うし、もしそれが本当なら侮辱されるのに値した選挙民だと言えるだろう。スポーツ選手や俳優など、いわゆる有名人の得票率がやや高いようにも見えるのは、悲しいことだ。 エネルギー効率悪い選挙運動で、疲労困憊、声ガラガラ。議会制民主主義下のまともな選挙運動の時代は来ないものか。 |