ドクターがカルテ(何故これだけドイツ語なの?)のファイルを開くと、先月やった血液検査結果の紙がパラリ。ドクターはそれを拾って眺めて、これは素晴らしい、全項目が適正範囲だ…と。
私は嬉しそうな顔をした方がいいかな…と思いつつ、しませんでした。心の中では、今回はチャンと測定できたのだな…と思っただけです。
あちこちの病院で年の3~5回ほど血液検査をやられますが、いつも1項目くらいは適正範囲の外に出るデーターはあるものの、2回連続して出たことがない。したがって、はみ出たデータは体調か測定のバラツキによるものと見ており、それが私の不健康状態を表してはおらず、気にする必要はない…とかねて思っているからです。
我々製造業では工程や検査で種々の測定をやります。品質管理、もしくは品質保証部門は、測定器の適正な管理のために、標準原器との食い違いのチェックを少なくとも年に1回はやる筈です。
血液検査にはかかる標準原器はありません。多分測定標準液は測定器具メーカ-から販売されているでしょうが、その標準液のバラツキは把握されているのかしら。
さらに通常はラウンドロビン・テストと云って、同じ試料を多くの測定機関で測定し、他の測定機関とデータとの間に偏りのないことを確認するべきなのですが、小さな病院が測定依頼をするような、コスト削減に必死の中小測定企業がキッチリやっているかどうか疑問に思っています。厚労省がどこまでチェックしているかです。
大病院では院内で測定しているので、多分大丈夫だとは思っていますが。
もしキッチリ管理されているのなら、厚労省さん、あらぬ疑いをかけててゴメンナサイ。私の健康状態がばらついているのでしょう。同じ項目が連続して適正外になれば兎も角、そのようなことがないので、心配しないことには変わりませんが。
何かムダをやっているような気もするので、通院時には別の病院で測定した最新データをもって行って、これがあるので今回の測定は不要では?…と聞いた方がいいかしら。
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