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2010年12月31日(金) 
   久しぶりに痛快な本を読みました。

    趙 無眠 著、富坂 聰 和訳「もし、日本が中国に勝っていたら」(如果日本&;&32988;了中国)(中国語2文字がお茶っ人に出てこない。下記ウエブでご覧下さい)

   ウエッブに公開されただけで、本としては発行されていない気配。中国のウエッブ上で罵詈雑言が浴びせられているようだが、知識人には結構評価されているそうだ。

   http://cul.bokee.com/history/fantastic/73231.shtml

   内容は親日的ではない。日本による中国侵略は痛烈に批判している。しかし日本人には快い。上記ウエッブでの評価は私には読めませんが…。

   著者の思想の基本は、中国は他民族に占領されることにより、拡大発展して来た…というものである。

   秦朝は趙、元朝はモンゴル、清朝は満州、いずれも侵略者が打ち立てた王朝であり、隋朝、唐朝は外来民族の末裔が建てた王朝である。それらにより中国は侵略者の国と文化を吸収し、発展してきた…との思想。

    もし日本が勝っていて、中国に政府を建てていたら、今頃は日本は併合した中国の一部となっていて、中国は早く近代化されていた…と考える。

   その観点から日本のいい所を探して褒めている。上記の各侵略者によるの虐殺や婦女暴行はひどいものだった。彼らが支配者となったために、彼らの暴挙は不問にされている。

    一方、北京に攻め入った八カ国連合軍中では日本軍は西欧各国の軍に較べれて軍規よく守られ、中国文化への理解と中国美術への敬意も深かった…と書いている。南京大虐殺なんて他の侵略者に較べれば大したことはない…との評価。

    日本が太平洋戦争を始めることがなければ日本が勝った可能性が非常に高く、両者は一国となり、日本の文化や技術を中国が飲み込み、とっくに先進国入りをしていただろう…と推測している。

   くすぐったくなる。ただ記載された歴史が全て真実かどうか、私には評価できないが…。

    ただ日本が勝って併合しても、すでに或る程度民主化されていた日本が中国に日本王朝を建てる可能性があるとはあまり思えず、満州のような傀儡政府を作るだけではないかと私は思う。勿論、毛沢東と政府軍との争いも起こらず、国土の荒廃も微小ですみ、中国の近代化は遙に早くなって今頃は先進国入りしていることは間違いないだろうが、日本が消えている…との予想はどうでしょう。

閲覧数746 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2010/12/31 11:15
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