キャンセルされたトマトだけで商品作って販売したら
売れ残りは、東京電力に送れば良いから
農産物の放射性物質汚染による農家の損害への補償も行われる。損害には出荷自粛や風評による損害も含まれる気配である。これはいいことだ。 カゴメと日本デルモンテは安全性が問題になっていない福島産のトマトの今年度の栽培契約を見送ることにしたとのニュース。現地の農家の損害が増えた。当然これは補償の対象になる筈だ。両社は若干の見舞金を出した…とされているが、それでチャラにはならないでしょうね。 そうすると企業が自社の利益を守ることにより農家に与えた損害を政府が補償する…というパターンになる。何か変では? カゴメと日本デルモンテは福島産トマトの安全宣言と、もし汚染が発見された時は他県産トマトと混合使用して福島産単独の製品とはしないことで、福島の農家を応援し、消費者の安全も確保します…と大きな広告でもするべきではないのか。 日本国内でもこのような動きをやるなら、国外からは当然に日本農産物の輸入差し止めをするでしょうね。 私は政府が両社から補償金相当額の返却を求めてほしいと思う。 磐田市では風評被害を受けている福島や茨城から野菜を現地調達し、即売会をやった。現地農家を応援するために購入したかったが、往復100キロ走って行くのもねえ…(行かなかった言い訳?)。カゴメと日本デルモンテは磐田市を見習ってほしい。 |