老人大学も、2日目を終了。
本日、最終日です。
昨日の、2日目は、
宇治徳洲会病院の、末吉 敦 副院長
を、お迎えして、
「増加する日本人のコレステロール」
について、お話をうかがいました。
今の日本人は、高コレステロールの食物や、
カロリーのとり過ぎにより、
さまざまな弊害、疾病が、生じています。
以下、2日目のレポートです。
<良いコレステロール?>
低い方がよいコレステロール
・悪玉コレステロール(LDLコレステロール)
散らかし役
高い方がよいコレステロール
・善玉コレステロール(HDLコレステロール)
お掃除役
<中性脂肪のお話>
ごはん・油が変化して出来る。
エネルギー源として蓄えられるもの。
・皮下脂肪(そんなに悪くない)・・・
・内臓脂肪(とても悪い)が多いと血管が詰まる。
アルコールが体内に入ると肝臓の働きが、アルコール分解に向いてしまうので、他の働きが鈍くなる。→肝臓に脂肪がたまる
(アルコールは、ほどほどに)
LDLコレステロールが低いと長生きできますよ!、血管が若返るため、血管が破裂しにくくなる。
脂質異常症になったり、
悪玉コレステロールが多いと、心筋梗塞・脳梗塞になりやすい。
<食事療法が大事>
・カロリーを抑える(1500キロカロリーで十分)
・コレステロールを含んだ食品をとらない。
・食物繊維を豊富にとると、血管にコレステロールが、付着しにくくなる
油は、カロリリーが高い、余った栄養は、コレステロールになる。
※とんかつ定食は、1食で1400キロカロリーもある!
●飽和脂肪酸(NG)・・・肉類、牛乳製品、
◎不飽和脂肪酸(OK)・・・オリーブオイル・胡麻油
●悪玉コレステロールの元(NG)・・・卵(黄身)・肉・内臓・にんにく卵黄(卵黄がいけない)
1、食物繊維をとる
きのこ・海草・にんじんなど野菜根菜・豆類(胃腸の悪い人は、腸閉塞に注意)
2、アルコールを控える
<運動療法のポイント>
1.運動してよいか、診断を受ける
2.有酸素運動(エアロビがよい)
3.食事制限(医師と相談)
<心筋梗塞の原因>
1.年齢
2.糖尿病
3.脂質異常症
4.喫煙
5.高血圧
<心臓の最新の検査>
・心臓の320CT(徳洲会にあります)
<心筋梗塞の症状>
胸痛
右肩痛・上腹部が痛い
冷や汗・吐き気
血管が詰まり、壊死するのを改善するため、
針金を入れて、血栓を吸う。
(カテーテルによる治療)
★早急に救急車を呼び治療を受ける(1時間以内に治療するのがよい)
★心臓が止まる前に、病院に搬送されるべし!
<心筋梗塞から助かるポイント>
・胸が痛い、息苦しい時はすぐ病院
・時間が重要・すぐ救急車
・行く病院が、非常に重要(カテーテル治療ができる病院へ)
狭心症・重症の治療には、ロータブレーター(固いものだけ切れる器具)が必要(徳洲会にあります)
AEDの設置、埋め込み器具の発達により、心筋梗塞、不整脈による死亡は、低下傾向にある。
大動脈ステンドグラフト療法
・胸部
・腹部
安全
うまい
早い
安い
の、徳洲会病院へ(笑い)
・LDLコレステロール100未満を目指そう、できたら未満に
・HDL善玉コレステロールは、運動しないと下がる(有酸素運動の進め)。
タバコでも下がる、
「長生きしたければ、禁煙をお勧めします。」
と、締めくくられました。
遅い時間の私のお昼は、
文化センター喫茶モンパルナスで、
「ハンバーグ定食」
なぜ、ここで・・・・・・(x。x)