毎年11月前半くらいまでは半袖Tシャツで過ごすんですが、今年は例年に比べて寒い気がしますな。
深夜バイトで汗だくのTシャツ1枚で帰るのがきつくなってきた今日この頃。
ども!池乃です。
明日はグループ展、「五人展~神無月~」の搬入日です。
今回、参加メンバーの嵯峨さんに相当頑張っていただきまして、
DMもポスターもひじょうにリキ入ったものになり、
この場でお礼申し上げます。
また、DM配布に走っていただいたあきらさんや、
急な参加依頼をこころよく引き受けてくださったトシさん、Mistyさんも、
誠にありがとうございました。
で、まぁ池乃も忙しいとばかりに何もせんわけにいかんので、
何か新しいことを、と思いまして、
作品のキャプションに、作品説明を入れてみました。
自分の作品といえど、論理的に説明するのはしんどい作業でした。
この作品説明というアイデアのきっかけとなったのは、
先日応募した、月のアート展の作品講評会です。
月のアート展では、入選60作品を美大の教授2人が作品ひとつずつについて講評してくれる、という機会がありまして、大変勉強になりました。
まぁひとつひとつの技術的なうんぬんはあまり覚えてませんが、
4時間あまりの講評会を通して思ったことは、
「良い絵というのは、いろいろな読み解き方が出来るものだ」ということです。
「この絵のこの表現は何を意図してるのか?」
「この表現はこれこれこういう意図です」
「私はこの表現を、このように感じた」
「それを表現するなら、こういった表現方法はどうか?」
などなど、想像力を働かせて目の前の絵について、考えをめぐらす。
こういうのが絵の楽しみ方なんじゃないかと思いました。
で、今回グループ展をやるわけですが、
作品をポンと晒して、「どうぞお好きに読み解いてみんしゃい!」というのはあまりに乱暴というか、
お客様に愛のあるパスを出してない気がしまして、
そこで作品説明を貼り出しておこう、と思ったわけです。
絵にも自己紹介があったほうが、
お客さんもその絵をどういう見方をすればよいか整理しやすいですし、
絵を通じてのコミュニケーションのきっかけにもなると思います。
また、唯心は外国人のお客さんも多いので、作品説明に英訳をつけようと、
かなり頑張ってみました。
もちろん池乃は英語はさっぱりなんで、ウェブの翻訳サイトを使いました。
ただ、翻訳サイトがちゃんと訳しているか確認できないので、
日本語の文章を極力短く切って、なるべく主語・動詞・目的語の文のみにしてから、翻訳。
翻訳して自分でなんとなく意味がわかれば良しとしました。
なのでもしかしたら文法、単語無茶苦茶かもしれませんが、そこは御勘弁を。
ちょっと気になった部分は、英訳した文章をさらに日本語訳して、
元の文になるかどうかを確認。
これ、確認しといてよかった~、というのは、
「藍白」という色についての説明文があったのですが、
藍白(ほとんど白に近い藍色)の別名を「白殺し」といいます、との文章。
An alias is 「white killer」.
と訳されたのを逆翻訳すると、
別名は「白人の殺人者」です。
↑うぉぉぉーー!!こんなん外国人客に見せたらえらいことになりますわーー。
なので白殺しはSHIROGOROSHI、のままにしておきました。
あまり時間のない中、見せ方などいろいろ工夫したいと思いますので、
みなさんぜひぜひお越し下さいませ。