結局、米軍駐屯が嫌なグループが利用している反対運動に思えてならない
100%安全じゃ無いから基地は過疎地にあるし
その保証金も税金でばらまいてるじゃ無いか。。。
なんて言ったらアカンのかな?
①人的ミスが多い…ということは設計上の問題である。フェールセーフという重要な設計が不充分であり、設計が完全でないことは明らかだ。 ② 日本政府と米国政府でオスプレイが安全かどうかを話しあうのだそうだ。世の中に完全に安全なものなどはあり得ないので、事故率がいくらまでを安全と見るかの基準を日本国内で決めておく必要がある。日本において安全性の基準の国民的合意がないままに結論を出してもナンセンスである。あとから必ず反論が出るだろう。 私には初めから安全である…との結論が用意されているようにしか見えない。 ③ 防衛大臣が乗りたけりゃあ乗るのは勝手だ。しかし墜落する可能性はほとんどないだろうか、確率がゼロである筈もない。落っこちりゃあどうする積もりだろう。安全論は立ち消えとなり、今後の防衛計画に支障がでるだろう。 米国にいくための飛行機が落ちる可能性もあるが、やはりオスプレイの方が可能性は高いでしょうね。重要なのは大臣が乗る乗らないではなく、過去の事故率のデータだ。浅はかで意味のない行為。 ③オスプレイのうち、空軍型(CV)の事故率は飛行時間10万時間に対して13.47件なのに対して、MVの事故率は同じ期間で事故率1.93件 だそうであり、今回導入されるのは海兵隊型(MV)。 オスプレイと交換される従来のヘリもよく落ちたようだが、MV型の事故率1.93件よりは安全だったのか。 それを確かめないで議論していいのか。入れ替えによりより安全になる…という可能性もあり得るが…。 ④ 機械は機能が増すと安全性が低下するケースが多い。しかし、容認されていることも多い。自動車が構造上、時速50キロ以上出すことができなければ、現在の死亡事故の半分以上は起こらないだろう。しかし、そこまで落とせ…という議論は起こらない。速度が大きいことのメリットの方に重点が置かれている所為だろう。 判断は機能の増加と安全性の低下とのバランスをどう考えるかだ。オスプレイは従来のヘリよりは機能的には何倍も優れており、従来のヘリよりも防衛(当然に攻撃も)的に有利になるそうだ。そのバランスを考慮した上での国民的合意は得られているか。私にはどうあろうと反対!と云っているようにしうか思えない。 バランスどころか安全性の確認もしないで反対しているように見える。落ちたことが一度ならずある…というだけ。 日本を軍事的に防衛する必要所為を否定する人はこの議論にはいってもらっては困るが…。 ⑤オスプレイの陸揚げに反対? 積み込みに反対することはまだ理解できるが陸揚げに反対してどうする積もりだ? 貨物船は世界の各港を周り、一部の積荷を降ろして、替わりの荷物を積み、次の港に回る。積み込みが中止になるとその運賃が入らなくなるだけだが、陸揚げが中止になると、岩国で載せる荷物のスペースが失われ、以後の運行の計画がオジャンになる筈だ。多くの契約をキャンセルせざるを得ない。莫大な損害なのではなかろうか。それを誰が負担するのだ。米国が負担する理由はない。極秘の元にオスプレイを積み込んだわけではない。勿論、日本政府が負担するべき者でもない。 積み込んだ後に急激に盛り上がった反対論が問題である(沖縄では何年か前から反対していたが全然盛り上がらなかった)。陸揚げに反対している地方行政が負担する…と云えば、私は了解するが、それを云っている気配はない。私は地方行政のものの考え方のいい加減さが気になる。 |