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2014年08月06日(水) 
   翌日は松原湖を経由して夏沢鉱泉に向かう。昼ころに着いた本沢鉱泉は雪の中であった。そこで泊まることにしたが、ここまで来たら硫黄岳に登ってこい…と勧められる。沓掛だったか小海だったかで仕入れた若干の食料(確かあんパンと魚肉ソーセージ)を風呂敷に包んで、雪の中を登る。

   雪は腐っているので、時々腰まではまり込む。上からピッケル。オーバーシューズ・アイゼン・ゴーグルで身を固めた登山者が降りてきた。学生服にジャンパー・ひらひらの登山帽・風呂敷包みで登っていく私をあきれた目で見送っていた。

   硫黄岳頂上は見晴らしはいいが強風が吹いていた。写真は地面に這いつくばって撮る。頂上には雪はほとんどなかったように記憶する。南は横岳、赤岳、阿弥陀岳、遙か向こうに南アルプス、北には天狗岳、遙か向こうに浅間山が眺められた。

   翌日は清里に下る。駅のベンチで寝ていたら、駅員がお茶を出してくれた。

昔の写真を眺めて来し方を思い出すのもいいですね。

  

     …………………

1956年甲信地方の早春山旅①
http://www.sns.ochatt.jp/modules/d/diary_view.phtml…=&l=30

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閲覧数1,232 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2014/08/06 11:39
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コメント(2)
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  • 2014/08/06 16:52
    学生服にジャンバーとは驚くいでたちの登山だったんですね(笑)
    八ヶ岳は登ったことはありませんが周りをぐるっと回った旅は数回行きました。
    小海線での旅はのどかで好きです。
    松原湖は夏だったので湖の周りにはいろんな花が咲いていました。
    冬はワカサギ釣りで賑わうらしいです。
    麦草峠から白駒池まで登りましたが(私にはこれぐらいでも登山気分)、
    コケの多い森は北欧のようで(想像)いい感じでした。
    雪のない山はコッチさんには興味が半減かもしれませんが~(笑)

    最近、YOUTUBEにエラーが出て見られないことがあるのですが
    今日は無事に見せていただきました。
    次項有
  • 2014/08/06 18:36
    鉛筆コッチさん
    よっちゃんさん

      靴だけは父親の兵隊靴からキャラバンシューズに格上げされていたように記憶します。


      どうも怪しいことが。会った登山者はゴーグルをしていたような記憶。もしそうなら目の表情が見えませんので、目を丸くしていた…と云うのは私の想像だけの可能性も。

      もう一つ、清里駅に降りてきたのもあやしい。本沢鉱泉からは遠いし、道もない。清里駅の東に飯盛山という頂上が草原ののんびりした山があってそこにも行きたかったような記憶があるので、松原湖駅あたりから列車で来て途中下車したのかも知れません。次の列車までに往復するのがしんどそうで、止めて駅舎の椅子で寝ていたのかも。

      昔の記憶は次第にあやしくなっていきます。

    .
    次項有
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