あのデモ参加国を見れば
中東なら西寄りの傀儡的な政権
第一次世界大戦後にトルコから奪い取った
白人が、利権獲得したエリアの代表が多かった。
宗教、食文化
これをからかうような風刺は、ダメでしょう
どうせ風刺新聞で無くとも腹の中じゃ黄色人種も黒人も
差別してるんだけど
口に出したらアウトでしょ
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私は信心としての宗教は持っていない(葬祭用には代々決まったのがある)ので、教祖なるものに対する信者の感情は理解していない。 しかし、権力者とか教祖などは風刺の対象になりやすいことは想像に難くない。 風刺漫画は中に持っている矛盾・違和感がおかしみをもたらす。したがって、下品ではない内容であれば、問題ないように思える。対象がキリスト教、ユダヤ教、イスラム教、仏教であろうと我々の感覚から云えば自由な筈である。対象となった教祖の宗教はいい感じはしないだろうが、普通はテロ攻撃などはしない。ただ過去のシャルリ・エブドの漫画はかなりえげつないものもあるようで、フランス市民は言論の自由を主張すると同時に風刺漫画における知性と気品の維持も主張するべきだ…と私には思える。 事件後に発行されたフランスの風刺週刊紙シャルリ・エブドの漫画(これは14日の日本経済新聞にも掲載されたし、ネット上もあちこちに散見されるので、お茶っ人がテロ攻撃さることはないと思われるが、万一…と云うこともあるので画像はアップしないで、URLだけを引用します。)はモハメットが「私はシャルリ( Je suis charlie)」と書いたビラを持っているだけであり「すべては赦される(TOUT EST PARDONE(Eはアキュート・アクセントつき))」との標題がついている。テロ達よりはシャルリを応援しているわけだから品は悪くはないし、問題ありそうには思えない。むしろ、シャルリによる風刺漫画を非難していない所が、預言者としての寛大さが見られる。これを侮辱だ…と主張するならムハマンドは寛大ではなくもっと偏狭である…と云うことになる。 https://www.google.co.jp/search?q=Je+suis+charlie&a…970%3B1297 ただ困るのはイスラム教では偶像崇拝が禁止されていることである。集英社が発行している学習漫画「世界の歴史 6 マホメットとイスラムの国ぐに」ではムハマンドの顔は全て黒塗りになっているそうだ。 シャルリが描いた預言者は崇拝の対象としてではなく、風刺の対象であるから、偶像崇拝とは云えないように思う。もっともこれは日本語の「偶像崇拝」が持つニュアンスからろ推測であり、しかるべき人たちの言葉ではどうなるのか知らないが。 宗教の戒律には何故それが好ましいのか理解できないものがあるが、イスラム教には特に多いように思えます。それだけでも風刺の対象になりやすい。 インドネシアに次いでイスラム教徒の多い(人口の97%)パキスタンのムハマンド・イスハク・ダール財務相は、「テロリスト達はイスラム教徒ではなく、イスラム教の思想に従うふりをしているだけだ。テロリスト達は宗教を持たない」と云っています(2015.01.15日経新聞)。 他のイスラム国家も同様の主張をしてくれれば、私はは気分的には安心できるのだが…。パレスチナのアッパス議長もパリでの反テロデモに参加していましたね。 オバマが参加しなかったことが問題になっていましたが、米国政府は反省していましたね。 宗教がからむ風刺漫画は避けた方がいいようにも思えます。下手をすると一つの宗教が分裂する可能性があります。原理主義が分離することは結構ですが…。 . |