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2008年03月23日(日) 
ダライ・ラマは過激派と中国の中間に立って両者に暴力中止と中国政府首脳との話し合いを要求、英国はダライ・ラマとの会談を予定(皇太子も)、EUは北京オリンピックの開会式のみのボイコットを検討(仏外相提案)、台湾は親中寄りの国民党までも北京オリンピックのボイコットを検討、米国は中国の自制を求めダライ・ラマとの対話を要求したがオリンピックのボイコットはしないと表明、これに対し米政府職員が公費で北京五輪に出席することを禁じる法案を近く下院に提出する方針、またペロシ米下院議長がダライ・ラマ14世と会談し支持を表明(要するに米政府の態度は内部で批判されている)、ドイツ外相は情報隠しを非難(隠すどころかウソを発表)、経済協力開発相は暴動が続くようなら五月に予定されているユーロ借款についての中国との政府間交渉を中止すると声明、内部に少数民族などの独立問題を抱えたロシア、スペイン、トルコなどはむしろ中国を応援。人権侵害と経済的搾取の少なくとも一方が続く限り、反政府運動は続く筈だ。

チベット独立の主張をとっくに放棄したダライ・ラマと話し合う気持ちは中国政府にはないようだ。

日本への靖国神社参拝問題に中国が口を出すのは内政干渉ではなく、武器によりチベット騒乱を押さえ込もうとして死者を出していることに抗議をするのは、内政干渉になる…との理屈は私には不可解。単なる意思表示の表明は反政府的なものでも許可されるべきだし、自国民に対するデモが暴れ出しても、警察もしくは軍が自分たちの生命が脅かされない限り催涙弾や放水以上の行動を起こすべきではない。僧侶がデモを届け出ても許可されないことは目に見えている。今回のが許可されているなら見直すが。政府による自国民に対する人権侵害問題に対する国外からの批判を内政干渉との反論していいならほとんどの人権問題は防げない。

内部に独立問題のない日本は周囲の顔を伺っている最中なのか、非難も応援も未だになし。ダライ・ラマとの対話を求めるとの記者会見でコメント、中国の高官との話題にはならざるを得ないとのみ表明。要するに意見が言えないのだ。野党もコメントなし。主体性のない日本。

 ガソリン税など、生活に密接に関係するものの(我々の生活費、地方財政、地球環境)どうでもいい問題だが、チベット問題は人類の正義の問題であり、事の重みが全く相違する。

このまま暴力行使を続けるようなら開会式のボイコットを検討したいと言う位はしてもいいのではないかしら。メダルを賭けて努力中の選手達をガッカリさせることもない。

私としては占領後に多数入ってきた漢民族がチベットから出て行って、チベット文化の破壊と経済的搾取を止め、昔のチベットが戻て欲しいのです。政治形態は自治であっても独立であってもいい。それが叶えば是非旅行したい。非常に利己的な希望です。どうも可能性が高いという気はしませんが。

建設した鉄道や空港などは置いておいて貰ってもいいが、得られた収益は漢民族ではなくチベット民族に還元されるシステムの構築がほしい。それが出来れば喜んで利用させて頂きましょう。

閲覧数1,984 カテゴリ日記 コメント16 投稿日時2008/03/23 00:17
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コメント(16)
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  • 2008/03/29 01:34
    鉛筆コッチさん
    なかさん

    返事が後回しになりました。

    自分(社内の個人としての)思想に反していても、北京五輪を会社の利益目的で営業的に利用しようとしている会社を私は非難したくありません。スポンサーを降りる…と言ったり、五輪が済んでからでいいですが、そこで得た利益の一部でもチベットの人たちのために役立ててくれればてくれれば嬉しいですが。

    まともな企業は、企業が存続していくための必要な最低限の利益を得る義務を社会に負っています。甘い汁を吸える所から吸えばいいのではないでしょうか。
    次項有
  • 2008/03/29 01:19
    鉛筆コッチさん
    びーろっどさん

    ベトナム戦争ね。確かに忘れていました。フランスから引き継いで戦争を始めて泥沼に入り込みました。私も大義名分がないベトナム戦争では参加兵士が厭世的なり、反戦運動が参加兵士や帰国兵士の中からから起っている…大義名分があってこそ行動意欲が起こる…と社内報に書いたことがあります。
    イラク戦争において、兵士からの抵抗はないわけではないようですが、ベトナム戦争の場合よりはかなり弱いと私は把握しています。

    しかし、べトナム戦争でアメリカが変質したという印象はありません。

    貿易センタービル事件以来、米国は他国に対して疑心案気、過激になったと思います。米国本土内で受けたはじめての攻撃だった所為でしょうね。アフガニスタンにも進行したし、チチェンに関してロシアにクレームを付けるのを止めたし、チチェン独立派が旧ソ連内のどこかの小学校で行った暴力行為を非難しました。今回も他の西欧諸国よりは中国に対する非難の声は小さいです。米国内からの非難が起こっているようです。要するに抑えつけられた人が止むに止まれぬ思いから起こす力による行動に批判的になりました。自分自身は平和的では決してないのに。

    米国は建国が遅かった所為もあるかも知れませんが、比較的に帝国主義的な色彩が少ない国と私は見ています。びーろっどさんと帝国主義の考え方が違う可能性が高そうですが。

    日本は朝鮮半島の併合は別にして、大東亜共栄圏の計画には帝国主義的な意図もかなりあったと思っています。少なくとも中国に対しては西欧に遅れて帝国主義的な領土獲得に走りました。米国にはかかる動きはないわけではないでしょうが少ないと思います(単なる私の不勉強かも)。

    イラクにおいて米国には帝国主義的な意図はなかったと思います、そこがびろっどさんのお気に召さないようですが。勿論、自ら誤情報を流したことが明らかになれば、考えを訂正します。目下、噂があるのは知っていますが、明らかにはなっていないと思っています。

    今回のチベット問題も米国が画策したと考える人もいるようです。証拠がないので、私は乗りません。自分の考えは事実に基づいて作っていきたいと考えています。

    沖縄の集団自殺も、軍の末端において命令した可能性はあるでしょうが、武士道精神に則って、町内会長や青年団長が指示した可能性も高いと思っており、軍の上層部から出た可能性は低いと見ています。手榴弾を要求したが自殺するな…と拒否されたとの証言も大分あるようです。本当は自分で調査に行き、証拠のある事実に基づいて考えることをすべきなのでしょうが、なかなかそうも行きません。

    大阪地裁の判事は最高裁の判決への抵抗を示したのでしょう。野次馬として色々の判決があっていいとは思いますが、当事者にとっては重大問題でしょうね。
    次項有
  • 2008/03/28 16:37
    ご丁寧な返事を頂きありがとうございます。
    ちょっと前に報道されていました、イラク戦争(5年)で犠牲者10万人を超えたそうです。
    (このうち約9万人ぐらいがイラク市民)しかもこの戦争は我々日本人に係わり合いが濃いです。

    >もう私の中では風化したと言えるかも知れません。いけないことですがね。
    イラクにアメリカ軍が進攻して数年たちますが、個人の意識の問題ではなく重要な問題であることに変わりはありません。イラクに対しては日本も国際貢献と言うなのもと派兵をしていましたし税金も投入されております。従って係わり合いとしては今回のチベットの問題よりも遥かに関係がありますね、貴兄の中で風化されてとお聞きして残念でなりません・・・

    >一応誤情報があったことが僅かながらも言い訳理由にはなるように思っています。
    例えデッチあげだとしても、その時理由はあったから良い・・・としか聞こえません。

    >意図的に誤情報を流して攻撃理由理由を作ったと勘ぐること も出来ますが、そこまでは疑わないことしています。
     肝心な事に疑いを持たないとはこれまた奇怪です。私は最初から”アルカイダと関係がある”とか、”大量破壊兵器を隠している”等々ブッシュの言い分に懐疑的でした。明らかに違う目的で進攻したのだと思ってましたし、今でも撤退しないのはそれだけの理由があるからだと思います。

    >ニューヨークの貿易センタービル事件以来、米国は変質したように思います。
     ベトナム戦争も忘れられたのでしょうか?今に始まった事ではありません。
    貴兄の文の最後に”帝国主義的な企ての一環”とありますが、私は米国こそその言葉が一番似合う国だと思っています。世界中で自分たちの思い通りにならない国や政府に対してはあらゆる手段を講じて攻撃、転覆、屈服させる・・・イラクやベトナムだけではないですね。
    (だから中国の方がマシなんて思っていません。)

    宗派がどうのとかアメリカは金だけだしてれば良いとか、そんな問題ではないように思います。イラクの事はイラクの人が解決するしかないのです。ここはきれいさっぱり多国籍軍という名の米国が撤退するのが”始めの第一歩”だとおもいます。

    >少なくとも現在の私の怒りは中国の方により多く向けられています。
    どちらがどうのこうのではなく、チベットの人権云々という人は犠牲者10万人を超えたイラクの事にも関心を持たないといけないとおもっています。
    自衛隊の派遣、給油での協力等、膨大な税金が投入されていることも忘れてはいけません。

    ブッシュはイラク戦争が国内外で批判を受けている中、こんな事件が起きて喜んだでしょうね・・・
    次項有
  • 2008/03/28 11:38
    鉛筆コッチさん
    びーろっどさん

    コメントを有り難う御座います。また私のいい加減な日記を一通り読んで頂いたとのこと、有り難う御座います。

    イラクについては新しい事件がないので、書いていません(読み方の問題ではありません)。イラク戦争盛んな頃、会社のネット掲示板にせっせと書き込んでいましたが。もう私の中では風化したと言えるかも知れません。いけないことですがね。

    イラクの場合は誤情報に基づいて戦争を起こしたこと、国連に攻撃提案をしようとして、否決されそうなことが分かった時点で提案を取り下げ、単独で攻撃を始めたことは米国を許せないと思っています。

    しかし、一応誤情報があったことが僅かながらも言い訳理由にはなるように思っています。もっとも意図的に誤情報を流して攻撃理由理由を作ったと勘ぐることも出来ますが、そこまでは疑わないことしています(証拠が出てくれば別です。)。ニューヨークの貿易センタービル事件以来、米国は変質したように思います。チチェン問題についてロシヤへの抗議も止めました。

    誤情報に基づいて他国をぶっ潰しておいて、その立て直しに力が入っていないのも問題です。軍隊が引き揚げるのがいいのか、残って治安維持に当たるのがいいのか、私には意見はありません。米軍がいるだけで、イラクの人達がいらだつようにも思えるので、米国は費用だけを負担して、他国の軍隊が治安維持にあたった方がよいのではないかとも思っていますが。イラク復活に責任を果たすべきです。未だに死者(米軍兵士は兎も角、イラク民衆の)が累積しつつあり、現状では責任が果たせていないと考えます。但し、この機会を捉えて自分たちの利益を図ろうとする各宗派にも現状に対する責任はあると思ってっています。

    これに対して、中国は国連に加盟していなかったチベットを武力で占領し、チベット政府を追い出し(勝手に出たとも言えますが、ダライ・ラマに危険が及びそうになったよも聞いています)、漢族を送り込んでチベット文化を破壊し、経済的にも搾取し、チベット民族を弾圧し、それをずっと意図的に続けてきています。ダライ・ラマに会いに行こうとするチベット人がヒマラヤで中国兵士に銃殺する画像もよく見られます。武器を持たない示威行為に対して、軍だか警察だかが何十人かのチベット人を銃殺しています。しかも中国の民衆の事実に基づく判断を妨害するために情報統制をしています。言い訳にする材料もありません。要するに昔からの帝国主義的な企ての一環でしかありません。

    したがって、少なくとも現在の私の怒りは中国の方により多く向けられています。

     日本政府には…あきれているだけです。野党も同罪です。暫定税率などよりはよっぽど重大な問題です。
    次項有
  • 2008/03/28 01:29
    初めまして・・・
    お怒りになられるのも当然です。一般大衆の抗議行動(たとえ度を超えていようが)を圧倒的武力で押さえつける、更に報道管制までしてしまう・・・中国は一体どうなってるんだ!と言いたくなってしまいます。

    死者の数で問題の大きい小さいを言うつもりはありませんが、イラクではもっと多くの人が死んでいます。大量破壊兵器や科学兵器をもってる(今やブッシュでさえ、なかった事を認めている?)・・・と言って戦争を始めた国をどう思われてますか?それに同調したわが国の為政者に問題は無かったでしょうか?

    >チベット問題は人類の正義の問題であり・・・
    イラク問題も然りですね・・・
    日記を一通り読ませていただきましたが、正義感の強い貴兄がイラク問題についてかかれてないのが気になります。読み方が甘くて読み逃してるのかな・・・

    少なくとも私は中国にも米国(ブッシュ)にも怒ってます。
    次項有
  • 2008/03/27 00:32
    鉛筆コッチさん
    なかさん

    目糞鼻糞も抗議しましょうよ。
    権利なしは抗議への反論として言われるものです。
    糞自身は当然権利ありとして行動するべきです。
    そうか俺には権利がないのか…なんて自分で納得するべきではありません。

    ボヤいていても事態は改善しないと思いますよ。
    次項有
  • 2008/03/25 00:47
    鉛筆コッチさん
    【とっちゃん】さん

    今までの短い書き込みは飲酒書き込みだったのですか。

    誰が何のためにやったか。私には多くの可能性を並べるだけの知見はありません。しかし、最も可能性の高いのはチベット人ではないでしょうか。

    ダライ・ラマ14世は独立の主張から自治の主張に一歩下がったが、中国は乗ってこない。チベットに住んでいて、外からやってきた漢民族ばかりが利益を得て貧困から抜けられない生活や圧政にストレスを溜めたチベットに居るチベット人達による偶発的なもの、または彼らとやはり独立を希望する亡命チベット人の共謀の可能性が高いと思っています。49年前に突然占領され、大勢の同胞が虐殺された恨みも忘れられない。オリンピック前の好時期を選んで政府に一泡吹かせようとしたのでしょう。単なる示威行為の筈が、日頃から憎く思っている漢民族の経営する店やホテルについ手が出たと推測します。忍耐つよいチベット民族も我慢ならなかったのでしょう。

    チベット周辺部でのほう起がラサよりかなり遅れたことから、そこにまでは連絡がとれていなかったと考えられます。

    ダライ・ラマ自身は非暴力主義ですから、計画に加わることはあり得ません。

    第二の候補は中国です。オリンピックの前に中国がことを起こす筈がないと皆が思うことを利用した訳です。この機会にダライ・ラマを失脚させたい…と。短時間に多くの戦車がラサ市街に所狭しと並んでいることから、手回しがよすぎるような気がします。しかし、幹部の発言のチグハグや報道の訂正などから見て、幹部のほんの一部の者しか関与せず、多くの幹部は知らせれていなかったのでは…とも推測します。

    それに続く高い可能性は…。後は分かりません。

    当てずっぽうの推測です。
    次項有
  • 2008/03/24 11:12
    飲酒書き込みから、改めて冷静に書いてみます。

    今回のチベットの暴動は、誰が何の目的で行ったのか?
    これが結構複雑な気がしています。
    中国は、オリンピック前に問題をおこしたくなかった筈ですからね。

    また、ダライラマ氏も暴動を起こしたくなかった。

    ここ数年、ダライラマ氏は独立運動から一歩後退して中国との共存方針をとっているから、ダライラマ裏で暗躍説も信憑性が薄い気がしています。

    では何のために?
    もしかしたら、アフリカの利権問題から手を引かそうと牽制している勢力が裏で暗躍しているかも知れません。
    チベットが独立しようが、しまいが西側国家には何のメリットも存在しない。
    ウイグル自治区が独立しても同じである。
    中国の人権問題に目を向けて、アフリカの地下資源争奪戦をしているならば、私には理解出来うる話である。

    ルワンダ内戦は、ツチ族とフツ族の対立と言われているが、アメリカとフランスの利権争いだった。
    コンゴ内線に乗じて、アフリカが二分して参戦しているのも地下資源争奪戦である。
    ここがそう問題にならないのは、西側国家同士の争いだからかも知れない。

    ダルフール問題は、スーダンに中国が足がかりを得ようとする問題である。
    スピルバーグ監督がオリンピックの開会式演出から手を引いたりしたことを覚えているだろうか?
    西側利権だったところに中国が進入してきた事への牽制でチベットで治安を乱す工作を仕掛けたのかも知れない。

    あのアルカイダもアメリカの飼い犬だった時期もある。
    私はいまだに何処かで繋がっている可能性はあると思っている。
    フセイン政権もアメリカの息のかかった政府だった。
    チベットの暴動を行ったグループの背後に西側の陰を感じるのは考えすぎではないと思います。

    中国の脅威を世界に訴えて、アフリカ利権を守ろうとする動きという読みは・・・
    「当たるも八卦当たらぬも八卦」ですわ
    次項有
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