zerosen1948さん
こんばんは
>現状の過剰な反原発発言はどこかおかしいと感じていました。
原発の安全神話を信じていて裏切られた人々としては、さもありなん…と云える反応なのかも知れません。ある政党の口の軽い幹部が、イタリアの国民投票で原発反対派が多数だったことについて「あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは、心情としては分かる」と語ったそうですね。私も同感なのですが、この発言には自分達がやってきたことがもたらした結果である…との反省が感じられませんね。
反原発派も「即刻停止」から「代替エネルギーに置き換えつつ順次撤退」まで範囲が広いです。何が何でも原発でなくちゃあ…なんて推進派もうおらず、精々安価なエネルギー源が開発されるまでは当分が我慢せざるを得ない…と云うことですから、大きな差はありません。
私は多くの原発の点検停止の間の電力不足をLNG火力発電で埋めよう…との傾向を心配しています。原発を現状のままでもいいから早く再運転した方がより安全なのではないか…と気にしています。LNG火力発電は原発よりは安全だ…と示されたデータが目下見付かりません。
今の世の中はそのようなことを考える余裕がもうなくなっているのですかね。
頭を冷やし風評からくる現状に対する恐怖感を抑えて、将来について合理的な選択を検討するべきだと思っています。