増税という痛みを強制する前に、その痛みを少しでも減らすために税金の使用の節約を行うべきだ…との主張がある。理屈は通っており、その主張は永遠に正論だ。節約に完了もしくは終わりはないからである。
世界に共通の言葉となったカイゼン(改善)に終わりがないのと同じである。
ある税金の使用を止めることは節約なのか、やるべき事をやらない怠慢なのか、はたまた無謀な減俸なのか、必ず意見が分かれる。
参議院を廃止しろ、国会の人数を減らせ、国会議員や官僚の給料を減らせ、バラマキ政策を止めろ、米軍への思いやり予算を減らせ…。それぞれ何処まで減らすか…の意見も一致しないだろう。上記の各項目に一応の了承が得られても、また新しい節約項目が次々と提案されるだろう。増税なんて永遠にできないだろう。
したがって、増税の前に税金の節約をやるべきだ…との主張は増税反対と同等である。節約するべきだ…という項目を具体案の詳細をよく聞いて、それを節約しても節約額が不足する時は増税してもいい…との約束なしには受け入れる訳には行かないだろう。
増税分を何に使うのかによっても増税賛否は分かれるだろうが…。
国の予算を減らす(お金を使わないようにする、流通を減らす)ことと増税と、どちらが国内の経済活動を抑えつけるのでしょうかね。赤字でもいいから国債を発行して、ムダなものでもいいから公共投資を増やせば税収は自然に増えて来て、赤字は解消できる…との主張もある。これは経済専門家でないと判断できそうにないですね。誰か解説してほしいですね。
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教えて!政府財政状況 増税①
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