人間が狩猟生活から農耕生活への移行により、食生活が改善され脳の代謝をまかなうに充分のカロリーが得られるようになり、且つ大集団での生活が可能になるととも人間の脳は大きくなっていった…とされている。大集団の中では競争と協力が必要になり、脳の機能が増大させることが必要になったからである。 オクスフォード大学の人類学者ロビン・ダンバーは霊長類と類人猿の種類ごとに社会の大きさが決まっていて、脳の大きさと集団規模の間に相関関係があることを見出した。 チンパンジーの一般的な集団が55頭ことから計算して、ヒトにふさわしい社会集団は約150人だった。 マイケル・S・ガザニガ著「<わたし>はどこにあるのか」より 調査によるとクリスマスカードを送る相手は約150人位だそうだ。SNSで友達の数は兎も角、実際に交流している相手は150人位だと。 わが家ではクリスマスカードは出していないが、年賀状は夫婦合計で160枚くらい。どうも付き合い範囲が標準の半分位のようだ。多分脳も小さいのでしょうね。 テロや域内の弱い者いじめをやるISIS(イラク・シリア イスラム国)の人たち。他の宗教や特にイスラム教の他派と妥協できない所からして、脳の発達は遅れているように思われる。もしそうではないにしても、少なくとも当分は発達しないでしょうね。 . |