ハイヴィジョンでバルトークの弦楽四重奏をやっていたが、私にはモダンなものにはついて行けないようです。 何となくスッキリせず、戸棚からルプーが弾いたシューベルトの二つの「4つの即興曲」を引っ張り出してきました。LPはかけるのが面倒なので、LPでしか持っていない即興曲を聴くのは本当に久しぶりです。 ルプーの演奏はリリックで生き生きとしていて、よくCDで聴くアラウの木訥で柔らかく包み込まれるようなシューベルトとは全く異なる味わいです。 気分が直りました。 「楽興の時」はアラウのCDとルプーのLPの両方に入っているので、またじっくり聴き較べてみよう。 |