シャーロット王女の誕生、それは確かに目出度いことではある。イギリスの王室だって、やることをやれば子供が出来る…ということであり、成功したのはよかった…ということ。日本と違って王位継承に男女の差別はないから、女だからと云って気をもむこともない。 しかし世間が何故それほどに騒ぐのか、私には判らない。病院の出入り口の前にはカメラの放列。暇で困っているのではあるまいに。 気がついた。このような話題は女性が大好きなのだ。TVのニュースにさほど関心を示さない家内も熱心に見ている。 インタビューも沢山放映されていたが、男女ペアにマイクが差し出された時、答えているのは全て女性。男性一人の時は兎も角、ペアでいる時に男性が答えているのを見たことがない。 男性には赤子には格別の関心はないのである。 自分の孫について思い出してみても、初めの一人か二人にはまだ関心があったが三人目以降は写真を撮ることさえしていない。別に可愛くない訳ではない。考えてみると、もう飽いちゃった…という所だろう。自分の場合だってそうだから、他人の赤ん坊の場合には更に関心がない。 女性は本来子育てを担当する性だから幼児に対する愛着が男性よりも強いように出来ているに違いない。今は育児を男女が交代したり分担したりしている。それにクレームを付ける積もりはないが、しかし他の動物を見ても主として牝が子育てを担当しているので、人間でもそのように出来ているのだろう。ある魚では卵が孵化するまで新鮮な水を送り続けるのは雄の役目のようだが、珍しい例だろう。 子供二人だけでは人口が減少方向になるから、もっと産んで貰いましょう。ねえウィリアム王子とキャサリン妃。産む機械たる女性(そうだよねえ麻生財務大臣殿)も種付け機械たる男性もがんばって貰わなくては…、子供をつくらなかったり作れなかったりする人の分まで。その方が世の中が明るくなるようです。 . |