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2010年05月08日(土) 
   得体の知れない若者の話題でもなく、またものの考え方の軽重や順序が私とは全く相違しており、どこかで首相をやっているという宇宙人に関する話題でもはありません。

   現生人類でもネアンデルタール人でもない新人類が見つかった気配です。今年のNature誌の記事です。
http://www.nature.com/news/2010/100324/full/464472a.html
 日本語要約は下に記載します。

   また7日の日経朝刊によればネアンデルタール人と現生人類との間に混血あったことが明らかになったそうです。http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_artic…amp;expand

   ミトコンドリア イブ (現生人類の最も近い共通女系祖先 )は 15~20 万年前 の南アフリカにいたことが1987年に報告されましたが、 Y染色体アダムの研究はまだ出て来ませんね。

【Nature誌記事日本語要約】
Fossil finger points to new human species ; Rex Dalton
       Nature, 464, (472–473) (2010)

骨の化石のDNA 解析から、4万年前のシベリアに未知の人類がいたことが明らかに。

2008年の夏、ロシアの研究者たちが人里離れたシベリアの洞窟で、人類の手の指の骨片を掘り出した。この洞窟からは、4万8000~3万年前にネアンデルタール人が使用していたさまざまな石器が出土しており、研究チームは、この何の変哲もないごく普通の骨片もネアンデルタール人のものだろうと考え、後々調べることにして保存した。

ところが、思いもよらない展開が待ち受けていた。ドイツの研究者たちがこの化石からDNAを抽出して塩基配列を解読したところ、予想に反してネアンデルタール人のものとは一致せず、当時洞窟の近くにいた現生人類のものとも一致しなかったのだ。このDNAは、見つかった骨の持ち主が、既知の人類種よりもはるか以前にアフリカを出て移住した、未知の絶滅人類種のものである可能性を示していたのである。この成果はNature 2010年4月8号に発表されている。
シベリアのデニソワ洞窟で見つかった指の骨により、人類進化の系統樹に新たな枝が付け足されるかもしれない。

「この結果は本当に期待を上回るものでした」と、この論文の著者で、マックス・プランク進化人類学研究所(ドイツ・ライプチヒ)の進化遺伝学部門長であるSvante P????bo は話す。「ちょっと信じ難いものでした。真実というには、あまりに驚きの結果だったからです」。

しかしながら、この研究にかかわっていない研究者たちは、今回の発見に賛辞を述べつつも、1つのデータからあまりに多くの結論を導いていると、苦言を呈している。「現在得られているデータだけでは、新種の人類を発見したと言い切れません」と、コペンハーゲン大学地球遺伝学センター(デンマーク)所長の進化生物学者、Eske Willerslev はいう。

閲覧数638 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2010/05/08 01:27
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