昨日は午前中マッサージに行った後、うまい具合に時間が合い「ゆめりあうじ」であった「女性鵜匠がかたる」という講演会に行くことが出来ました。 何も知らずてっきり講師は澤木万里子さんとばかり思っていましたが講師は澤木さんの後輩である二人目の女性鵜匠江崎洋子さんでした。 使っている鵜は川鵜ではなく海鵜であること、鵜飼の歴史、鵜飼の種類や日本各地の鵜飼など自ら鵜飼の装束を纏い詳しく説明していただきました。初めての産卵以降4年間にわたる人工孵化、人工飼育のウッティ苦労話には本当に感動しました。 彼女は岐阜の長良川の近在で生まれ長良川の鵜飼を見て育ったそうですが、長良川では鵜匠は宮内庁の式部職にて男系世襲とのこと、宇治に来ていろいろな出会いが重なり、思いもよらぬ鵜匠になったそうです。 これからは今まで野生の鵜達による「繋ぎ鵜」(逃げないように紐に繋がれての鵜飼)から人が育てたため逃げることのないウッティ達による紐に繋がれない「放ち鵜」を目指すという。 成功を祈るばかりです。 |