正倉院展のチケットを戴いたので若草山と春日大社参拝も兼ね秋晴れの土曜日8時半奈良国立博物館到着。すでに300名の長蛇の列!宝物41件が公開されシルクロードを経て渡来した工芸品が1000年以上の時を刻んでいることに驚かされるばかり。ガラス越しに直接鑑賞出来ることが素晴らしい。大勢の人々の熱気に圧倒されながら見終え、大仏殿から二月堂と観光客や鹿をよけながら若草山北ゲートに到着。標高342メートルと甘くみていたが急勾配の登山道は年寄りにはきつい。若い韓国人が多いのは意外だ。山頂にも鹿が集い煎餅を催促する。奈良市内を一望できるベンチに腰掛け食すること「最高」。青空、晴天、暑くもなし寒くもなし絶景。急に接近してくる鹿の来訪に驚く。若草山は小学生に来たように思うが記憶にはない。三段重ねの山であることを思い出し頂上の「鶯塚」を経て下山。ところが下りは疲れた足に追い打ちをかけ痛みも出てくる始末。痛みをこらえながら南ゲートを経て春日大社へ。七五三参りの家族と一緒に参拝。万葉植物園は足の疲れもピークなのでスルー。苔を頭に戴く石灯篭の参道はまたの機会に、夜の万灯篭が幽玄の世界と想像しながら帰途に就く。万歩計二万三千七〇〇歩で五〇〇〇歩が最近最高の人間にはハードな一日でした・
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