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2007年09月28日(金) 
 一昨日深夜と言うべきか、昨日早朝と言うべきか、何十年ぶりかに「ジョニーは戦場に行った」を見ました。最後に救いがあったのかどうか忘れてしまっていたので、期待を持ってTVにかじり付いていました。救いはなかったのでした。
主人公は殺せ!と声にならない声で叫び続けているところで終わりでした。

 若者が恋人と別れて招集(第一次大戦)された。戦場で砲弾を受けて病院に入れられるが、意識が戻って、両手両足、さらに顎、目、口、耳がないことに次第に気づく。外界との接触は皮膚感覚のみ。筋書きは主人公の自問自答と過去の思い出(親、友人、恋人との生活や対話)が交錯して進められる。

   あるとき日差しで暖かくなることで1日が判ることを知り、1年を数えるようになる。

   やがて、首振りにで発信し、皮膚で受信するモールス信号で外界との交信手段に気づく。軍医に希望を質問され、私を殺せと答える。見かねた看護婦が喉の呼吸用ゴム管を閉じたのを発見した軍医は、看護婦から部屋の鍵を取り上げて追い出す。窓を閉めて部屋を出て行き、ドアを閉じる。主人公は無人の暗い部屋で「殺せ」と首を振り続けている所で暗溶。

映画は自分では経験できないことを経験させてくれます。このような経験を実際にする可能性はまだないわけではありませんが。

閲覧数1,997 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2007/09/28 12:03
公開範囲外部公開
コメント(4)
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  • 2007/09/28 17:50
    イアンさん
    コッチさん

    暗くむごい映画のようですね。この映画を深夜から早朝にジーと見ていたあなたを尊敬します。小生安易に流れて、愉しく痛快映画指向の今日この頃です。
    次項有
  • 2007/09/28 23:35
    鉛筆コッチさん
    イアンさん

    コメントを有り難う御座います。
    粗筋と結末は確かに暗いですが、第一次大戦当時の米国の自給自足の農家の生活、親子や恋人との結びつき方など、明るい場面やしっとりした場面もあちこちにちりばめられているので、暗くてむごいとの印象はそれ程強くはありません。

    私の人生はちゃらんぽらんなので、深刻な筋書きの映画や本に接すると、哲学的な琴線に触れたような充実感を感じるようです。死ぬときは例え家族に囲まれていてもやっぱり一人なのです。

    私が若い頃、もし恋人ができたら、コミニケーション能力不足に絶望して孤独感にさいなまれるのではないかと本気で心配だったと言ったら、貴方は吹き出すかしら。
    若い時はちゃらんぽらんでは無かったのです。

    上記日記を書いてから、私はモールス信号を知らないので、主人公と同じ経験をしても、外界との交信方法を見つけた時の喜びは味わえないことに気づきました。
    次項有
  • 2007/09/29 08:56
    はじめまして。
    ようこそお茶っ人に。
    初日記書いてくださってありがとうございます。
    お茶っ人の楽しみはこのように日記を見せて頂き、自分が経験できなかったことを知るということです。
    そうして自分も観たい、読みたい、行きたい等と思い、実行できた時の喜びは嬉しいものです。
    これからもよろしくお願いします。
    次項有
  • 2007/09/29 11:19
    鉛筆コッチさん
    ヤッチャンさん

     初めまして、賛紫会は夫婦同伴ではないもんで…。

      私は普通の日記を書く習慣はないので、書き込みはいわゆる日記風ではないものがほとんどだと思います。今回はやや日記風でしたが。堅苦しいものになった時はお許しください。

     今後ともよろしくお願いします。
    次項有
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