この事件への関心は高いようですね。mixiへの下記書き込みに五時間で六十人の足跡がありました。内容は8日の【とっちゃん】さんの日記へのコメントと一部同じですが。
私は忘年会へは車で行き、自分で運転して帰ります。代行運転を頼めば参加のための費用が倍以上につきます。車にはアルコールチェッカーが置いてあり、アルコール濃度がゼロになってから帰ります。その位の投資が惜しければ、飲んだら乗るな! です。飲んだ量によっては翌日乗るのも要注意です。
ミュンヘンのホッホブロイ(大きなビヤホール)にはコイン式アルコールチェッカーが置いてあるそうです。私が行った頃はなかったようですが。
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特に問題のない(急停止したとか、カーブ地点に駐停車していたとの報道がないので、多分そうでしょう)の車に後からぶっつけて、その車を川に突き落とし、可愛い子供を三人を死なせたのですから、庶民感情として量刑に不満が出るのは当然でしょう。
ただし、判決もしくは裁判官にクレームを付けるのは、多分間違いです。多分というのは私が検察庁の訴状と判決文を読んでいないからです。裁判批判というのはありますが、それは判決の結果にではなく、審理における法の適用方法とか、実証に対する判断とかに対するものです。
刑事訴訟では法令で量刑も具体的に定まっており、法の適応できる場合も条文や国会の審議経過でかなり決まる筈です。裁判官が庶民感情により刑の軽重をつける幅は僅かの筈です。したがって国会でもっとまともな法律を作れ…とか、警察はサボらないで危険運転致死傷罪を適用できる証拠を取れ…と言うべきです。裁判官もよく法律を何とかしてほしい…と判決で言うこともあるようです。
本当は好ましくはないのですが、原告・被告の訴訟テクニックも効いてくるようです。
今回の裁判では、被害者の親が、もっと極刑を出して欲しかったなどとコメントしなかったので、そういう意味では気持ちよくニュースが見られました。よく被害者が刑が軽すぎる…とコメントする度に、刑罰は復讐のためではないよ…といつも不愉快になることが多かったのですが。
しかし、飲酒運転はいけませんね。飲酒運転による事故は大分減ったようですが、まだまだ大勢死んで行きます。