TVを見ていた爺が湯たんぽが省エネなんて信じられないな…とブツブツ。
婆が聞きつけて、皆そう言っているよ…と反論。爺はそれを知っているから文句を言ったのだ。
(婆)だってあんかなら電気が入りっぱなしだか電気代がかかるわよ。
湯たんぽは熱くなくていつまでもほんわかと暖かいし…
湯たんぽは朝には冷めているがあんかは朝も暖かいし、熱の柔らかさは熱容量の大きさの問題で熱源には無関係だと言おうとした爺は戦略変更。
(爺) 湯たんぽには罪はなが、TVを見ているとガスコンロにやかんを掛けてお湯を沸かしている。シュンシュンと沸いたらガスを止めて、やかんから湯たんぽにお湯を移す。あれは熱効率は悪いと思うよ。炎で暖まった空気のかなりの部分はやかんから離れた所を上昇し、換気扇ダクトにはいってしまう。やかんの底から加熱しても上では接している空気を暖めて自分は冷える。沸いた時に吹き出る湯気や移し替えの時に昇る湯気が奪う熱量も大きいし。
タオルでくるんだ湯たんぽに熱帯魚に使う電気ヒータをいれて暖めるといいと思うよ。
(婆) 保温式電気湯沸かし器は電気代が高いそうよ。電気ヒーターも値段がはるでしょ。家でやるなら値段が高いものは使えないわね。
(爺)…………
省エネ比較は同条件(例えば朝の温度が同じになるように調節)でやらないとおかしなことになるし、設備の場合は値段ではなく、例えばやかんとガスコンロの組みと、電気ヒーターとのどちらが沢山炭酸ガスを製造過程で出すかで評価すべきなのだが。
私は湯たんぽを使っているから地球温暖化防止に貢献している…と思うのは間違いの可能性あり。だれか実験と計算をやってくれないものですかね。
湯たんぽを使用して部屋暖房を止めているなら言うこと無しですが。
国は省エネになる方が価格が下がるように誘導してくれる必要がありますね。
欧州では原発の建設を解禁するようですね。