4月3日の日経新聞朝刊 「春秋」欄 海軍大阪警備府司令長官の地位にあった岡新中将が戦後すぐの記者会見で述べた言葉。 若い時のひらめきには概して間違いがない。ひらめくことがあったら、それを深く深く、徹底的に掘り下げて考えてみろ。そして一つの結論に達したら、影響力のおよぶ範囲でいいから強く執拗に主張する勇気をもつこと・…。 私にはこの勇気がなかった。 私はこれはいい言葉だと思うが、何故若者だけなのだ、深い経験を積んだ後期高齢者なら、さらにするどいひらめきがあり、徹底的に掘り下げる時間的余裕と、主張を続ける頑固さを持っている。 この記事は入社式での訓辞の関するものだからそれでいいのでしょうが、真理は私の所感の方だろう。 ただし、引退後は自己主張をしない人が増えるので、私は残念には思っていますが、静かな生活を望むことにクレームをつけるわけにはいかない。人それぞれですね。 |