こんにちは。山川秀樹です。
さて、8月21日日曜日の午後、ミュージアムアクセス
ビュー
http://www.nextftp.com/museum-access-view/
で、京都国立近代美術館にて、鑑賞ツアーを行います。もう日時が近づいてき
ました。
毎度のことながら、目が見える方の参加がたいへん少ない状況です。現在まだ
2名とのことです。
目が見えない方の参加が8名ほどということもあり、後14・5名は参加して
くださればありがたいです。そこで目が見える方の参加を改めて募らせていただ
きます。
お知り合いの方への宣伝も含めて、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
震災以降の情勢にマッチした、こんなときだからこその内容とも言えそ
うです。ぜひみなさまお誘い合わせの上、お申し込み・ご参加のほど、よろしく
お願いいたします。
以下、詳細案内です。
ミュージアム・アクセス・ビューの阿部です。
祇園祭の山鉾巡行も終わり、本来なら蒸し暑い夏がいよいよ本番、という
ところですが、台風の影響か少し過ごしやすい日が続いております。
さて、8月の鑑賞ツアーのお知らせいたします。
--以下案内- 第29回美術鑑賞ツアー
視覚の実験室「モホイ=ナジ/イン?モーション」展のご案内
■ 日時: 2011年8月21日(日)1時30分から
4時30分
■ 場所: 京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町)
■ 集合場所/時間:
1)京都国立近代美術館前 1時30分
2)京都市営地下鉄 東西線「東山」駅改札 1時15分
■ 参加費: 500円(入館料含む)
■ 募集人数
見えない人/見えにくい人 10名
見える人 20名
※ 定員になり次第締め切らせていただきます。
■ スケジュール:
1時30分~2時15分 受付/グループ分け(1階講堂)
2時15分~3時45分 鑑賞
3時45分~4時30分 感想会(1階講堂)
■ 内容:
3.11以降からの日本社会は急ピッチに進めてきた近
代文明化に
よる光と影が危うく交錯、はたしてアート?文化が社会に与
える役割
は何かとの議論がさかんに行われてます。
8月の鑑賞ツアーは21世紀におけるアートと社会の関係性が20
世紀からどのように影響されたのか、一人のハンガリー出身アーティ
スト、モホイ=ナジを通して考えていきます。
ナジ(1896~1946)は「光と運動による造形」で20世紀
の時間・空間の新しい観念を確立した写真家、画家、タイポグラファ
ーで、バウハウスの美術教育家でもあります。20世紀前半の前衛芸
術運動に参加、その活動は芸術と産業化社会の到来による工業技術と
の関係性、情報伝達やコミュニケーションの問題、といった20世紀
芸術が直面した重要な 課題を提示、メディア?アー
トの先駆者ともい
えます。またナジは2つの世界大戦をも体験、この体験を通し光と同
時に反映としての影をもつかまえる構成表現に価値を置きました。今
回の展覧会は未公開作品を含むコレクションを中心にハンガリー時代
の絵画、フォトグラム、アメリカ時代のカラー写真など約300点の
日本初の大規模な回顧展です。
未来に向けて訴え続けたモホイ=ナジの世界へどうぞご参加くださ
い。(コーディネーター:中山登美子/鳥養庸子)
■ 申し込み/問い合わせ
「ミュージアム・アクセス・ビュー/阿部」まで
1.お名前 2.連絡先 3.障害の有無 4.同伴者の有無
5.集合場所 6.感想会への参加・不参加をお知らせください。
■ 携帯番号:
080-5352-7005
(留守電の場合はこちらから連絡します。必ずメッセージを入れて
ください。当日の緊急連絡もこの番号へ)
■メールアドレス:
museum_access_view@yahoo.co.jp
(受付後、折り返し確認メールを送ります)