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2014年05月28日(水) 
   劇団民藝の奈良岡朋子氏の反戦(抑戦?)の弁
「戦争で殺す相手の人は見も知らぬ人です。会ったことも面識もない我々と同じ一般の人ですよ。殺す理由はなにもない。そう考えたらどうしたって心が鈍らないか。そういう話を若い人たちにするんです。」 (2014.05.24 日経新聞 夕刊)

   確かに女性は争いを好まない、優しい性のようである。

   男社会は競争と権力闘争の多い世界。戦争もその一つ。戦争って男社会で起こりやすい…とされている。

   男が始めたアテネとスパルタの戦いを両者の女性がセックスストライキをやって止めさせた…とは単なる戯曲ですが。

   男は不言実行。おしゃべり(話し合い)は苦手だが家族や国を護るためには命を賭しても戦う性格。勇ましいのが好き。殺すべき相手に何の罪もないことは当然だし相手ががイケメンであろうと、美人の女性兵士であろうと、はたまた昔から付き合っていた友人であろうと若干の躊躇はあるにしても、敵国の兵士である以上は義務として殺します。そうでなければ自分が殺される。

   相手が偶然いも家族や恋人だったら…? これは難しい。相手国に寝返る?

   しかし、愛する女性が強く戦争に反対すれば、男性も止めるかも知れない、女性もある程度説得性のある反対論を主張すれば。

   内閣府の調査によれば、自衛隊や防衛問題に関する無関心派は女性に多いようです。
http://www8.cao.go.jp/survey/h23/h23-bouei/zh/z01.html

   戦争反対の意見を持っていれば無関心ではない筈だから、上記と話とは関係ないのかも知れません。しかし無関心は困りますね。その意見に従えば政府は動きがとれない。無視せざるを得ない。

   内閣府の調査も関心有無を聞いただけで、賛成、反対を質問していないのは片手落ち。

   広島市民での調査では、防衛に武力を使うのに反対するのは女性が圧倒的に多い。
http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/85/soukain/proj…ukoku3.pdf
http://www.hiroshima-u.ac.jp/upload/85/soukain/proj…oukoku.pdf

   優しい愛するべき女性の意見は尊重したいが、勇ましい派の男性としては、他国が攻めてきた時に、おしゃべりでうまくごまかせるのか、それともおとなしく占領されるのか、そこらあたりを明確にして貰わない限り、小さな声で武力で護らざるを得ない!と主張したいです。

   私の日記「集団自衛権」に対して、菊池寛の「恩讐の彼方に」を引用して
        http://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/496_19866.html
   戦意を持たずに高い理想に向かうものを人は一方的に攻め立てることはできない
のではないか…とのコメントをある女性から頂きました。読んで感激しましたが、個人の場合は兎も角、国際紛争においてこのようなことがあり得るかどうか。チベットのダライ・ラマの場合が近いようにも思うが、相手は戦意を失わず、チベット族に対する圧政は次第に激しくなっていく気配です。

   奈良岡さん、相手を殺したくないことには同感ですが、外国が攻めてきた時にどうするのか…の対処を併述して貰わないと検討のしようがないですね。


.

閲覧数1,534 カテゴリ日記 コメント9 投稿日時2014/05/28 11:35
公開範囲外部公開
コメント(9)
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  • 2014/06/02 22:27
    鉛筆コッチさん
    MIYUさん

     >戦い始めれば人はどんどん獣になっていくいかざるを得ない

        これは私の認識とは相違します。一部にそのような例を聞いた記憶があります。ソウルを占領した清の軍人や終戦直前に満州の侵入してきたソ連兵ではあったようですね。戦争で敵兵をころすことには平気ななるでしょうが、略奪や獣慾を満たすことをやるには一部のケースだと思っています。どちらが本当かの確認はしにくいですが。

     >日本語を教えるボランティアをしていた時中韓の学生たちから「日本人は教えられたような人たちではなかった」と驚きの言葉を聞

        留学などで国外に出た韓国人は学校で習ったことと、実際の日本人のやさしさ、日本と韓国に対する外国での評価が自国で聞いていたのと全く違うことに驚くようですね。それで終わる人もいれば、自国批判の本を書く人も結構います。


     >友達の間には国境はない。何度もそう言い改めてそう思いました。相手が攻めてきたら…と仮定する前になぜ友達になれたらと夢想することができないの?

        異論はありません。しかし友人や親兄弟が敵味方に分けれて戦った…との話もたまにありますね。悲しいですね。個人同士の情と国への忠誠とが相容れないケースですね。

     
     >先生は『話し合いましょう』と静かに言い続けて死ぬほうを選ぶ」と答えていました。

        これはコメントに窮します。本人がそれで満足するのは立派だ…と思いますが、他の人にもそれを要求するのでしょうかね。それで全員が殺されても、本当は我々が勝利者だ…と満足するのかしら。

       私には無理です。上陸してきた敵兵に話し合おう…なんて云って攻撃を止めてくれる可能性は実質的にゼロだと思います。もし止めれば軍法会議ものでしょうね。

       無抵抗の人を殺すことは多分ないでしょうが、捕虜にしてチベット族やウイグル族のような圧政下に置かれる可能性がありますね。

       ガンジーは非暴力でしたが不服従でしたね。これも勇気が要りそうです。



       なんだかMIYUさんの夢つぶしに励んでいるようなコメントになってしまいました。屁理屈好きの男のコメントです。

       この地球から戦争が消えてしまうのはいつ頃のことになるのでしょうね。

    .
      
    次項有
  • 2014/06/02 07:54
    MIYUさん
    日本が「やる気」を出しつつあることは世界中が見ているでしょうね。

     憲法を変えて?

     憲法の解釈を変えて?

     方法はともかく。

     みすみすやられっぱなしでたまるかって感じ満々ですね。

     「戦争を知らない子供たち」と呼ばれた私たちの世代は燦然と輝く「平和憲法」の理想を復員してきた「日教組の教師たち」に教えられて育ったかと振り返っています。「再び教え子を戦場に送らない」ことが先生方の矜持だったのでしょう。


     福井県の片田舎で育った私の中学時代の担任は僧侶であり復員兵であった人でした。

     どこの国であったかある村に攻め入っていくと幼い子を抱えて逃げ遅れた若い女性が身振りで子供の命乞いをしながら静かに衣服を脱ぎ始めたといいます。

     教室中しんとうなだれてその話を聞きました。

     戦い始めれば人はどんどん獣になっていくいかざるを得ないということが暗黙の了解だからこそのひとはまだ何も要求されていないうちから幼いわが子の命と引き換えににくい相手に自らを差し出そうとしたのでしょう。

     先生は女性に衣服をつけて少しの食べ物を分けてくれるよう乞うたそうです。


     故郷においてはやさしい若い父でもあるような兵士たちも戦場では獣になることを先生はそのような話を聞くには少し幼すぎる私たちに語って聞かせたのです。

     憎しみの上に憎しみを奮い立たせ自らそのような獣の道に突進していかねば戦争なんてできない。

     中国や韓国では「過去の恨みを決して忘れるな」という教育が今も盛んなようですね。

     民族博物館に韓国の「普通の家庭」丸ごとを運び込んでみせるという企画があってそれを見に行ったとき小学生の作文が展示されてあり「日本はずるい国で秀吉は耳を切り取って帰ったし今は竹島を自分のものだと言い張って取り上げようとしている」と書いてあって驚きました。韓国は他国に攻め入った歴史を持たない国だそうです。
     日本=日本人は想像を絶する悪い奴らだと年端もいかぬうちから教えられている。

     他人ごとではない。いま日本はどんどん嫌韓嫌中化していると思うのは私だけ?

     日本語を教えるボランティアをしていた時中韓の学生たちから「日本人は教えられたような人たちではなかった」と驚きの言葉を聞いてこっちが驚いたりした。

     友達の間には国境はない。何度もそう言い改めてそう思いました。

     相手が攻めてきたら…と仮定する前になぜ友達になれたらと夢想することができないの?

     件の先生に「もし日本が敵国の攻撃を受けたなら」と質問した生徒がいて先生は「そういうことはあるかもしれないがもし本当にそういうことになったとしても先生は『話し合いましょう』と静かに言い続けて死ぬほうを選ぶ」と答えていました。

    「国は滅びても…」と先生は「本当の勝利は非暴力の側にある」と。

     でもそういう国を孤立させないでおくほど世界はまだ成熟していないのかもしれませんね。

     


     

     

    次項有
  • 2014/05/29 22:55
    鉛筆コッチさん
    kata0133さん

       安心しました。充分な答えになっています。

       戦争を回避したい! 普通の人はそうです。私も当然そうです。
    今時、戦争したい…なんて人はいない…と思います。

    >交戦しない方が、孫達を守れると私は思います。
       これは、私とは少し相違するようですが、前提として考えていることに違いがあるのでしょうね。

       私は外国軍が攻めてきた時のどうするのか…を気にしています。
    応戦しないで占領された時、孫たちの幸せは保証されない可能性が高いです。

       勿論応戦し、勝っても国が疲弊して孫たちが不幸になる可能性があります。しかし占領されるよりは幸せである可能性が高い…と思っています。

       ベストは戦争が起きないようにすることですが、今のような拒否権のある安全保障理事会では無理だろうと思っています。

       抑止力としての武力を補強する…なんて無駄だ…と云えるような世界だといいのですが。


    .



       
    次項有
  • 2014/05/29 20:15
    ヒッチさん
    コッチさん。

    ご質問に、お答えしたことに、為ったでしょうか。

    ひつこいですが、戦争に為ったら、精一杯戦います。

    一人でも多くの敵と、戦います。

    当然の事だと思います。
    次項有
  • 2014/05/29 18:00
    ヒッチさん
    愛する孫や母国を、護る為に戦争を回避したいのです。

    何処に、母国を愛さない輩が居るでしょうか?

    戦争による、母国の死者位私も想像できます。

    交戦しない方が、孫達を守れると私は思います。


    しかし、戦争に為ったなら、一人でも多くの、敵と

    戦う位の心持ちは有ります。

    死ぬことなど、全く怖く有りません。
    次項有
  • 2014/05/29 17:37
    鉛筆コッチさん
    kata0133さん

    コメント有り難うございます。

    >自身は、殺されても、殺したくない。
      奈良岡さんと同じですね。おそらく kata0133さんの宗教的背景もあるのでしょうね。

       私は老い先は短いので、体は云うことを聞かずたいした役には立ちませんが、かわいい孫や日本の国を護るためには自分の身を賭してでも戦う積もりです。勿論経験もないし怖いですが。

       ただ、ここで異なるお互いに意向を披瀝しあっても話は前に進まないので、質問を!

       外国軍が攻撃してきた時に、孫や国を護る意図をお持ちかどうか。護りが弱いと親や兄弟を亡くす人が増えます。話し合いで軍を引き返すような相手ならはじめから攻めてはこないでしょうからね。

       相手を殺す位なら、それらから護る義務を放棄する…とおっしゃるなら、私とは前提が異なるので、議論のしようがないですね。成り行きに任せる…と云うのも悟りに一つかも知れませんが。


    .

       

       
    次項有
  • 2014/05/29 16:44
    ヒッチさん
    私は男性ですが、戦争絶対反対です。

    自身は、殺されても、殺したくない。

    他人の事では無く、私自身の思いです。

    怖く無い。殺されようが、・・・です。
    次項有
  • 2014/05/28 16:27
    鉛筆コッチさん
    うさきょんさん

       コメント有り難うございます。

       人は当然に自分なりの物差しで考えて意見を述べます。人と意見を交えて、場合によっては自分の物差しを少し修正し、説得性のある意見を作り上げます。それが議論することのメリットです。

       私はお茶っ人でこのような意見交換が増えてほしい。楽しいお茶っ人もいいですが、役に立つお茶っ人でもあってほしい。

       FBやLINEにはないものができる筈です。

    …で、私の物差し。

       これまでに「暇だから、勝っても意味はないが、あそこを攻めてみるか」なんて戦争は滅多になかっただろう…と思います。

       何らかの利益追求か面子、布教の意図があった筈です。

       例に出して悪いのかも知れませんが、中国。日本や周辺国と仲良くしたい人は大勢いる筈です。政府幹部もそうだろうと思います。しかし、政府は13億という人口の生活を護る責任があります。

       東シナ海や南シナ海を自国領土にほしいのはそのためです。周辺国と仲良くすることとりはそこを取り込むことの優先順位の方が高いわけです。

       周辺国が快く中国の希望に添えば、矛先を下ろすでしょうが、目下、軍力を強力化中です。

       これが私が考える時の物差しです。

       世界に偏在する資源を各国公平に配分するシステムができればいいのですがね。


       宗教については ローマ法王フランシスコ が他宗教との対話を深めるために24日から中東歴訪中です。これには 旧知の仲のユダヤ教とイスラム教の指導者も同行しているそうです。

       うまく行ってほしいですね。イスラム原理主義については話し合わないのかしら。

       中国は宗教排斥傾向がありますから、関係ないでしょうが…。


    .
    次項有
  • 2014/05/28 12:01
    こんにちはっ

    人はどうしても自分の物差しで考え、意見を述べますから~っ
    どの意見もその人なりだと思います。

    がしかし
    「自分の常識は他人には非常識」
    ってことも往々にしてございまして。
    「他国を意味なく攻める」
    な~んて考えられないぃぃという常識にとらわれていてはいけませんね。
    攻めてきた時どうするのか、これはとても大事なことです。

    一方で、
    「どうして仲良くしようとしないのか」
    「仲良くまでいかなくてもお互い様の精神を持てないのか」
    「他国なんてどうでもいいやん。まず自国やん」
    と考えられないのか~っ
    宗教が絡めば色々違うのでしょうが、そうでなければ原点に立ち返ってほしいなぁと思うのです。
    「同じ人間」
    って原点に・・・・
    次項有
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