奈良県榛原区にある、
「一如庵」
に、お蕎麦を食べに行きました。
11時半前に到着、何組か待っておられましたが、並ばれる様子もなく余裕な感じです。
みなさん、ご予約されていたようで、飛び込みは私だけ。
しばし待ちまして、無事席があいているということで火鉢の席に通されました。
もりそば1000円
手引き1100円
精進一の膳が、1800円
二の膳は予約が、必要と説明を受け、せっかくなので、
ここは、一の膳いっとくしかないでしょう。

注文して間もなく、「そばのチップス」が、出てきました。
香ばしく塩味。
美味しいです。
そしてお料理1品目は、「わらびの湯葉あえ」
湯葉はとてもなめらか、山菜もまったく癖が無く、わさび醤油でさっぱりといただけました。
150年前の民家に、ピアノのビージーエムがほっこりさせてくれます。
そして、3種盛
「椎茸のくるみあえ」
椎茸の風味に、クルミの濃厚さが加わり、絶妙な醤油味。
「じゃがいもと空豆のサラダ」
旬ですね。
「茗荷のお寿司」
親指ほどの小さいお寿司、
爽やかなお味です。
みょうがのえぐさは、みじんもありません。

あっさりたいらげ、濃厚そうな蕎麦つゆが、運ばれてきました。
古時計は、12時を差していました。
しばしの間・・・・、十割そばが運ばれてきました。
お味は、やはり十割のそれです。

「おかわりは、いかがですか?」
と、聞かれるままに、手挽きを所望。
- 1100円です。

まず、塩のみで、味わい、
汁とからみ大根で味をととのえて食べます。
こちらは、絶品の蕎麦でした。
こちらも、ぺろり。
玄米あずきご飯(もちもちいい塩梅)と、香の物。

とろとろの蕎麦湯が、2杯。

うーん、贅沢をいたしました。
田舎の民家を改装した空間に、落ち着いた時間が流れていました。
しかし、お蕎麦は、最初に、十割か、手挽きか、選ばしてほしかったなあ。

店を出ると、メダカが鉢の中で、ゆっくりと泳いでいました。