なるほど・・・
いずれにしても、震災ストレスはかかっていることでしょうから、ハッキリした結果とはいえないのでしょうね。
ストレスってほんと怖いから。
ためになりました。ありがとうございます。
東日本大震災では発災以降、心不全をはじめ、ACS、脳卒中などの循環器疾患が有意に増加していたそうです。 心不全、ACS(急性心筋梗塞と狭心症)、脳卒中、心配停止、肺炎のすべてが有意に多かった。 沿岸部の内陸部に対するオッズ比を調べたところ、肺炎で1.54(95%信頼区間:1.06-2.26)となり、沿岸部での肺炎の患者が有意に多いことも分かった(P=0.023)。津波の影響とされている。 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/jcs20…24102.html ![]() このようなデーターがあると反原発の人たちはすぐに原発事故の所為…と騒ぎそうですね。 汚染の影響を調べるためには地震と津波の影響がほぼ同じ場所で、放射能汚染の程度のみが異なる二つの地域で増加の程度の相違(オッズ比)の解析結果が必要です。引き続いて解析が行われるかもしれないが、小分けするとデータが少なくなるので、検出力が落ちて明確な結論は出にくそうですが。 さらに云えば、もし有意差の結論が出ても、汚染による直接の影響なのか、汚染による影響への怖れ(ストレスの増加による)の結果なのかの判断は難しいと思われます。後者であって原発の所為…と云えないことはないでしょうが。 これは学会発表だから査読されたものではない点への留意が必要です。 |