この3日間は寒く冷えた湘南。
お陰さまで母の前夜式も告別式も良い天気でした。
今日は早朝曇りも、午前10時半には陽射しが当たり
良い天気に変わる。しかし、午後はまた曇る。
毎年、私が担当の『防災ウォーク湘南』は私の風邪ひどく
疲れも溜まり今回はリーダーはお休みも皆さんは9時に
江ノ島目指して茅ヶ崎2丁目を出発。
今は6km地点で、後は輝く海に浮かぶ江ノ島がどんどん
大きくなり12時には到着予定。
この行事は阪神大震災を悼み、津波をイメージすると共に
災害時の移動体力を毎年確認するのが目的で7回目になる。
ささやかな地域活動ですが「継続こそ力」です。
さて本題
昨日の母の告別式は30歳の若い牧師さんが行う。
彼は話が上手い。内容を伝える術があり誠意と共に伝わる。
頭の切れも凄い。
良い人物に逢えて良かった。
母の引き合わせで私がこの地球からオサラバする時は彼に
頼もうと想うほどです。
斎場での昼食時に、この牧師さんと話をする。
彼は堺のひと。
父上は大阪YMCAでリーダーだったそう。
私は小3から東京YMCA少年部のボーイズでその後
東京三鷹YMCAでは夏のキャンプリーダーなどもする。
父上とは共通の行き方をしていたようです。
彼に『牧師になろうと想ったのは?』と聞く。
なんと『小学校4年生です』とのこと。
天職を10歳にして知る・・・素晴らしい!
弟の娘が我が娘に「あの牧師さんは素晴らしいね。弟と
同じ年とはとても思えないね」と語る。
ちなみに彼女の旦那も牧師さんと同じ年です。
我が家はメソジスト派(アメリカの大統領はこの派から
しか出れないという伝統がある)。
この牧師さんは東京神学大学へ進学。
卒業してすぐ東京銀座教会へ。
この先は神様の思し召すままで何処へ行くかは判らない
らしい。
いろんな人生がある。
彼のような子供の時に決めた人生目標を確実に歩む人も
いる。
僕のように「人のために生きたい」と想っていても多様
な生き様をする人生もある。
母のように何を目指したという事も無いのに、この92年
間の日本と世界の中で多様な体験をして生き証人として
生きるという人生もある。
人生は面白いと想う朝です。
画像:母に最後の別れを祈る我が敬愛する若い牧師さん
2008年1月19日午後0時8分 茅ヶ崎市営斎場