昨日は前夜12日夕方のスマトラ南西沖地震
地球震度探査船「地球」の本格稼動への出航
今日は朝の月探査機「かぐや」の打ち上げと
地球や宇宙を巡る話題が盛り沢山な二日間です。
9月12日夕方に起きたスマトラ島沖の地震。
2000年の大津波を起こした地震と同じ震源帯に
属する大地震。
当時からこの付近では今後も起きると予想されていた
一連の一つ。
M8.4で深さは30km。
津波は或る場所では5mという住民の話はあるが、
測定されたものではパダンの1、1mが最高。
しかし、スリランカのコロンボで30cmと今回も
遠い範囲まで津波が及ぶ。
6000戸以上が倒壊、10数名の死者という報道
ですが、詳細がなかなか伝わらない。
大新聞は1報はあれど、その後は安部首相辞任で報道
は続かない。
現地や遠くのスリランカでも『大地震報道後は高台に即
避難』ということで前回の大津波の教訓は生きているよ
うです。
しかし、まだ余震が続く。
日本では中越付近がやや今後も危ないとされる地域なので
ご用心を。
昨日地球の震度を探査する船『地球』が横浜を出航。
東南海地震の震源想定域の海底から1000m底までの
探査を行う。来年2月迄の予定。
その後も予算が付く見込みで、地球の内部が解明される
期待が大きい。
今日の午前10時半には月の裏側を探査する「かぐや」が
打ち上げられた。
空と地中の科学が解明される切っ掛けがこの二日間にあり、
政治は混迷する日本ですが、他の分野ではなかなかの実力
を備えています。
皆さん、日本も期待出来る部分は色々ある。
多方面に御注目を!
画像:期待を載せた『かぐや』の打ち上げ 共同の画像
スマトラ沖の地震(一昨日から今朝までの震源域)
USGS調べ
何時ものような壊れ方(壊れやすいものから壊れる)
スマトラでの被災画像 Reuters