父母が結婚して父の教会に母が入る。
父は戦後直ぐに東京:銀座教会に移籍して亡くなるまで
長老として努める。
母は父が亡くなり、それから月に一度銀座教会に通う。
元々は仏教徒で、一緒に住んでいた戦後引き揚げ時に助
けを受けた方が仏教徒(鶴見の寺)でいたので母自体は
隠れキリシタンのようなところがあった。
月命日は仏教徒のものですが、それを守り毎月父の墓に
通う。
さて、皆さんに余り馴染みの無いキリスト教の葬儀。
亡くなった直後に牧師さんが来られて礼拝をする。
僕と弟は日曜学校に通っていたので当時に唄った賛美歌
461番児童 を唄い、牧師さんがお別れの言葉を述べ
る。
二人とも良く歌えましたと牧師さん(弟と同じ年齢)に
褒められました。
今夜は前夜式(通夜に相当)
主任牧師さんが今日も来て下さる。
賛美歌を数曲歌い、お話がある。
献花は花1本を捧げる。
明日は本葬
銀座教会で婚礼があるので、副牧師さんが来られる。
賛美歌を歌い、お話が昨夜と同じようにある。
献花は花1本。
市営斎場(北にある立派な施設)での最後の別れも
牧師さんが来られて祈りを捧げる。
教会と牧師さんへの謝礼
主任牧師さん 10万円(二日間)
副牧師さん 5万円
教会へは別に感謝の献金をする。
後日私が銀座へ伺いお渡しする。
母が毎月感謝献金5千円をお渡ししていたので
10ヶ月分の予定。
葬儀社にお聴きするとお坊さんは50万が相場
とか。
カミサンのオジサンは1970年で200万を
渡していたそうです。
長い教会との付き合いがあると、金の遣り取りは
小額で済むのを今頃知る私です。
母は今日の午後4時までは我が家のベッドに見事
な安らかな顔を見せています。
なんか未だ死去が信じられない自分。
明日以降は寂しくなるのだろうな。
熱は下がりました。
今日の昼間は公立高校前期試験の申し込みに行き早く
帰宅した中3の娘がチャーハンを作りました。
娘も少しずつ大人の仲間入りです。
画像:昨年4月22日国立新美術館前の我が家女3人